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落ちこぼれの建国計画  作者: 花倉もも
二章:帝国
25/39

25話  大地と空間の聖獣

「はぁ良い加減にしなよ。この子怖がってるじゃん」

そのような綺麗な澄んだ声は近くにいる白い虎から発せられたようだ。

それでも聞こえてないのか無視しているのか全く話を聞いていない。

「はぁ」

急に3人の間に土の壁ができた。みんなこっちを見る。私はびっくりして動けない。あれ?今気付いたけどすっごいもふもふ…思いっきり抱きつきたい…はっいけないいけない

「えーっと、ありがとうございました」

「え…あえーっと…」

やっぱり綺麗な声だなあと思ってるうちになんか土で出来た柱のようなものに隠れてる。

さっきまで柱なんてなかったからやっぱりこの子が大地と空間の聖獣なんだ…

「わかると思うけどこの子は大地と空間を操る聖獣だよ!」

「ねえリディア、この子にも名前つけてあげてよ」

「えっ龍?何言って」

「僕は龍じゃない!エフだよ!」

「え…エフ」

「おっけーありがと。ということで名前をつけてあげて?」

「わかった。そうだねー…ガイアはどう?」

「ガイア?」

さてこの名前…気に入ってくれたかな?この表情はどっちかわかんないや。

「みんな…今から私の事ガイアって呼んで?」

「おっけ」

「もちろんですよ」

「あたしも気をつけるね!」

「あ…ありがとう」

この名前も気に入ってくれたみたいだ。なんだかんだ嬉しい。

「じゃあもう1時間ぐらい経ってるし急いでパーティ始めちゃいましょ〜」

「とか言っといて1番遅らせてるのはエフじゃん…」

「グハァ」

ガイアが言ったツッコミ攻撃がエフにかなりのダメージを与えたようだ。

「ちなみにパーティって何するの?」

「色々と…じゃあこれよりリディアの誕生日パーティを始めます!パチパチパチ」

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