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落ちこぼれの建国計画  作者: 花倉もも
一章:始まり
20/39

20話  平穏な日々

「うーんよく寝た…もう一回寝ていいかな?」

「だめに決まってますよ。二度寝しないでくださいね」

「ちぇっ2人がまだ寝てたら絶対に二度寝出来たのに」

「ほらほら早く起きて身支度してください」

「いつも思うんだけどクロエがすごいお母さんみたいなこと言う」

「それすごい同感できる」

「逆に私はリディアとエフが子供っぽく思います」

「私子供じゃない‼︎」

「はいはい」

「絶対に子供だって思ってる」

はぁとため息をつきながら私は身支度を始める。

「にしても最近はイベント盛り沢山でしたねー」

「それに関してはクロエに同感だねリディア」

「うん私も同意。まあしばらくは平穏な日々が続くんじゃないってか続いてほしい」

「「うんうん同意」」

2人の声がハモる。やっぱり2人は仲良しなんだなぁ

「そういえば天使って神様の声が聞こえるんでしょ?一回も聞こえたことがないんだけどどういうこと?」

「それはリディアが正しい事をしてるから神様も満足してるって事だよ」

「はいエフの言う通りです。今まで3人ぐらい天使を持つ人について行ってたけどみんな何回も神様の声聞こえてたっぽいよね?」

「うん。特に3人目のあの子は本当にわがままで困ったんだよねー。いつも比較的温厚なクロエがブチギレて聖界に帰るって言って本当に帰ろうとしたもんね」

「えっクロエが?」

「そうそうそれで…」

「エフ?」

「はいすみませんでした。この話はもうしません」

「素直でよろしい(ニッコリ)」

どうやらクロエにとって聖界に帰ろうとした事は黒歴史みたいなもので触れない方が良さそうだ。触らぬ神に祟りなしだ。実際の神ではないが聖獣で神様に人間よりも近い存在だし…笑えない冗談だな

みんなが笑って私が望んだようにしばらくは平穏な日々が続きそうだ。

***

聖界とは聖獣達が住んでいる世界です。リディアの食料はクロエ達が聖界から持ってきています

これで1章の終わりです!!

次回更新は6月4日になります

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