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落ちこぼれの建国計画  作者: 花倉もも
一章:始まり
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12話  次の街へ

「リディア、もうすぐ着くよー」

そんな声がしてハッとするとすでに次の街に到着していた。路地裏から急いでメインストリートに入る。誰も気にしている様子はなさそうだ。

にしても全く新しい才能が手に入らないなーやっぱ普通の街ではレアな才能は手に入らないか。

「クロエとエフ、衛兵もいるし公爵領を離れるよ」

「えーっまだ美味しそうなお菓子食べてないのにー」

そう愚痴をこぼすエフを無視してまたがる。

「私もまだおしゃれな服を見てないので残念ですシクシク... ちらっ」

「いやいや嘘泣きになんの意味もないから。それに人間の服クロエは着れないしそもそも買えないし」

「ちぇ」

「えっ聖獣って舌打ちしていいの?ダメでしょう?」

「いいんだもーん」

「はいはいもう行くよ」

珍しく子供っぽくなっているクロエがめんどくさくなって会話を切り上げる。まだ何かクロエとエフが言っているのを無視したが、あまりにもうるさい。

「わかったわかった。じゃあクロエがずっと気になってる私のネックレスあげるから」

「えっいいの?わーい!!ありがとう!!」

聖獣はこんなに一喜一憂しても良いのだろうか?チョロいと思ったけど口に出したらめんどいので思っただけにとどめておいた。

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