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落ちこぼれの建国計画  作者: 花倉もも
一章:始まり
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10話  問題

「あああああぁぁっどうしよう〜」

宿でとある問題に気づいた私はベッドに倒れ込んだ。

「仕方ないでしょ」

慰める気ゼロのエフに恨めしげな視線を向ける。

「まさかあの仕事バカの父が私のこと探すなんて思わないでしょぉー」

「それより早く対策を考えないと見つかりますよ」クロエも全く考えてくれる様子はなさそうだ

何気にこの2匹はひどい。

「髪の毛を切ったところで全然バレちゃうのに〜見つかったら家に連れ戻されちゃう〜説教どころじゃ済まなさそうね」

そうしている間に時間が過ぎていく

「仕方ない。エフ、窓から逃げるわよ」

「えー仕方ないな〜これはリディアだけの特別サービスだよー」

エフにまたがり防視のバリアを張る

あっけなく脱出に成功した。エフに空中で止まってもらい中の様子を見ると執事のマークと衛兵がいた。こっちは目が合ったけど、防視の結界が張ってあるから相手は気づかない。

「間一髪だったなー。でも身体強化の才能も手に入ったしいっか」

私はエフに跨って他の街を目指した。どうせ見張りとかつけてる可能性があったからだ。それでも町が大きくなかなか着かない。到着するまでの間、小さい頃の父と母を思い出していた。

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