表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

『AIと速記者』

作者: 成城速記部

 歳をとった速記者が、ふうふう言いながら速記を書いているのを見たAI搭載速記アンドロイドが、同じ文章をおくれ書きして追いかけました。

 AI搭載速記アンドロイドは、歳をとった速記者が疲れて途中で書きやめてしまうものと予測していましたが、なかなかどうして頑張るのです。ついに、読み終わりまでこぎ着けて、AI搭載アンドロイドは、歳をとった速記者に勝つことができませんでした。

 この様子を見ていた村人Aが、AIも大したことないなと小ばかにしますと、AI搭載速記アンドロイドは、必死に書く者と、余裕で書く者の覚悟の差だ、とだけ言いました。



教訓:よくできたAIである。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ