✒ 不穏な動き 1
──*──*──*── 朝食後
キノコンが作ってくれた久々に美味い和食を堪能した。
プリテは異世界に転移召喚されて5年振りに和食を食べて、嬉し涙を流していた。
どうやらプリテの故郷
因
プリテの故
妖怪やら付
どうやらセロとオレが知ってる≪ 日
怪異の類
朝食
大人の女性を思わせる上品な紺色の上質な生地に、セロが〈 テ
砂糖
砂糖
どうやら物語になっているらしく、妖精族は人間が忌
セロ、やり過ぎじゃないか??
幻想的で神秘的な衣装に着替えたプリテは、モジモジしている。
紺色の衣装の下から見えるのは凝
セロの吟遊詩人の真っ白いコートも凄いけど、〈 大陸神クワルチンクの化身 〉の御
マオ
「 御
王族が使ってる生地より上質だよな? 」
セロフィート
「 当然です。
〈 大陸神クワルチンクの化身 〉は、あらゆる種族の王より上位の存在です。
〈 大陸神クワルチンク 〉と言っても過言ではないですし。
〈 大陸神クワルチンクの化身 〉の御
マオ
「 ついさっき迄 “ 衣装 ” って言ってたのにな~~ 」
セロフィート
「 ワタシは初めから “ 法衣 ” と言ってましたけど? 」
マオ
「 嘘吐
髪と瞳の色も変えるんだよな?
何
セロフィート
「 キノコンの色に合わせます。
髪は鮮やかな蜜柑色,瞳は山吹色にするとしましょう 」
マオ
「 キノコンと御揃いにするんだな。
その方がよ
キノコン
「 お日様の色ですエリ 」
マオ
「 そだな……。
紺色と白色と蜜柑色と山吹色の組み合わせって何
キノコンが少しだけ嬉しそうだ。
セロが古代
マオ
「 髪と瞳の色が変わっただけで随分と印象も変わるんだな。
これなら日
セロフィート
「 そうですね。
声
聖女:プリティンクリス
「 そんな事も出来るの? 」
セロフィート
「 プリテさんの地
プリテさんの知り合いがプリテさんの声を聞いても別人の声に聞こえるだけです 」
聖女:プリティンクリス
「 そんな事が──。
異世界って本
セロフィート
「 プリテさんは〈 大陸神クワルチンクの化身 〉の御
マオ
「 異世界を旅行する感じか?
まぁ、キノコンが居
戦士妖精も労働妖精もキノコンの粒羅な瞳が光ってるし、悪さは出来ないだろうしな~~ 」
聖女:プリティンクリス
「 悪さって? 」
マオ
「 えと………… 」
セロフィート
「 唯
キノコン
「 聖女プリテの身の安全はボクが保証しますエリ。
聖女プリテには〈 大陸神クワルチンク教 〉のチラシを配布してほしいエリ 」
聖女:プリティンクリス
「 チラシの配布?
そんなので良
チラシ配布なら任せて!! 」
セロフィート
「 次は馬車を改良しましょう 」
マオ
「 馬車馬も変えるんだよな? 」
セロフィート
「 プリテさん、キノコンと共
聖女:プリティンクリス
「 えっ?
観光?? 」
セロフィート
「 ≪ 街
偶
マオ
「 それもそうだな!
その姿で観光してみるのも良
キノコン
「 聖女プリテ、出掛けるエリ! 」
聖女:プリティンクリス
「 あっ、うん…… 」
キノコンはプリテの手を引っ張っると《 馬車駐車広場 》からプリテを連れ出してくれた。
セロフィート
「 貴方達も今日
羽目を外
セロが戦士妖精達に言うと、戦士妖精達も《 馬車駐車広場 》から出て行った。
セロフィート
「 さて、始めるとしましょう 」
マオ
「 お、おぅ 」
とは言ってもオレは専
セロは古代
セロフィート
「 〈 器
主
マオ
「 教会内で商売もするんだっけ?
商人は必須だよな 」
セロフィート
「 販売商品は全
教会で〈 大陸神クワルチンク 〉の洗礼を受け、〈 大陸神クワルチンク 〉の信者にならなければ《 セロッタカンパニー 》で買えない品物ばかりです。
《 セロッタベーカリー 》も《 セロッタファミレス 》《 セロッタ銭湯 》も同じです。
〈 大陸神クワルチンク 〉の洗礼を受け、改めて信者となれば、《 大陸神クワルチンク教会 》で共有して使えるセロカードを渡します 」
マオ
「 えと、此
セロフィート
「 今回はセロカ君ではなく〈 大陸神クワルチンクの化身 〉です。
イラストは当然キノコンにします。
信者証にもなっているセロカードに現金をチャージし、支払いを全
マオ
「 随分とハイテクにするんだな~~ 」
セロフィート
「 魔法
セロカードに現金チャージをすれば領収書が出ます。
銅貨1枚に1P
銀貨1枚なら100P
チャージが出来るのは銀貨1枚からにします。
今回は現金へのキャッシュバックはせず、1000P
信者証として使いますし、本人しか使用の出来ない様
仮に無くしても持ち主に戻る様
マオ
「 それなら安心して現金をチャージして使えるな! 」
なんて事をセロと話している間
馬車馬は《 馬車駐車広場 》で引き取ってもらえるらしい。
マオ
「 セロ──、故
セロフィート
「 出来ますよ。
プリテさんには怪異の類
マオ
「 プリテも知ってる和食だったし、時代は違うかも知れないけど、雰囲気は似てるんじゃないか?
偶
プリテが故
セロフィート
「 裏野ハイツの一室を開けましょう。
キノコンが居
マオ
「 そだな。
『 ≪ 日
≪ 日
セロフィート
「 仕方無いです。
ワタシでもプリテさんの故
プリテさんを故
妖精王の召喚魔法ならプリテさんを故
強制的に多勢召喚されたプリテさん達を故
マオ
「 洗脳を解
奴隷解放軍だった王族や貴族達の子孫達がだよ、自分達にとって都合の良
プリテなんて、あっさりと自分の意思で寝
大丈夫なんじゃないか? 」
セロフィート
「 マオ、催眠術に掛かり易い人,掛かりが浅い人,全
プリテさんは比較的、洗脳に掛かり難
残りの29名がプリテさんと同様、洗脳に掛かり難
マオ
「 そっか。
でもさ、洗脳を解
セロフィート
「 マオ……。
記憶を改竄なんてしたら廃人になり兼ねませんけど? 」
マオ
「 うぅ…………。
“ やり過ぎたら ” の話
やり過ぎなければ良
セロフィート
「 加減が難
マオから言
マオ
「 その言い方は止
あっ──、そうだ!
記憶を改竄しなくても、睡眠
寝
セロフィート
「 マオの提案ですし、考えておくとしましょう 」
マオ
「 セロ(////)」
セロフィート
「 ──馬車の改良も済みました。
馬車の中を見てみます? 」
マオ
「 見てみたい!
どんな感じになったんだ? 」
オレと話
全部古代




