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可笑し

作者: 塩濆け幾等

可笑しいお菓子のおかしな詩!

「強い心を持ってる」なんて

毎日口にしているけれど

スプーンを刺してしまえば

簡単に崩れて液と化す


噛んで噛んで噛んで噛んで

噛み続ける ただそれだけの人生

味が無くなっても無言で口を動かし

吐き出すこともせず時間の無駄遣い


ああ可笑しい 可笑しい 可笑しい

詐欺だらけのこの世界

着色料で塗って誤魔化し

中身のない甘さで 外面だけの笑顔


「高くなったね」ほらまた

手の届かない場所へ 遠くへ逃げる

「小さくなったね」ほらほら

脆弱な心はもう 見透かされている


常に変わり続ける世の中

一度流行っても 三月で埃付き

今日も叩いて売られる残り物

いつの間にか周りからゴミ扱い


ああ可笑しい 可笑しい 可笑しい

矛盾だらけのこの世界

逃げてばかり 捨ててばかり

価値なんてないさ ただ そうなるのが定め


そう可笑しい 可笑しい 可笑しい

世の中そんな甘く無い

貴方が見ているのは外側だけ

気づかない内に流されてるだけ


ああ可笑しい 可笑しい 可笑しい

世の中なんて 不味いのだろう!

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