表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/19

七発目 能力覚醒

Pv9000突破しました

ありがとうございます


それと更新が遅くなりすいません(土下座)

今度は頑張ります

「香、殺したのか?」

自分の声が酷く震えているのがわかる。

死を見る事は初めてでは無い、が、誰かが、何かを、殺す所を見るのは初めてだ。

いきなり襲われるのは怖かったが、香の躊躇無い攻撃の方が怖かった。しかし、香が攻撃後に見せた表情が、とても哀しげだった。



「人が何かを殺す所を見るのは初めてか?


だが安心しろ、あれはすでに生物では無い。だから殺す、と言うのは当てはまらない」


…………………………………………………………………………へ?


「あれは魔物だ。


魔物は人の現世の後悔や心残り等と言う強い想いが魔力で魂を変質させてしまった者が魔物になる。

そして魔物に成り、死んだ者の来世はそこらの下等生物だ。

しかし、魔物は例外なく人を襲う。そして襲われ死んだ者も魔物になる。


それを止めるのが、死神の仕事でもある。

死神の武器には魂を浄化する効果がある。だから殺すではなく、祓う、と言うのだ。私の鎌は、もちろんのことだが白の銃もその効果がある。契約したからな。


そして、魔物は魔物を生み出す、だから、新たな魔物を生み出す前に魔物の魂の魔力を祓う事と人の魂を無事に霊界まで届ける事が死神の仕事だ。

分かったか蛆虫」


香が無い胸を強調するように、胸の前に手を組み威張るように……………………………………………………………………………………すいません。


二度と胸の話は考え無いので、鎌で、俺の首を胴体とさよならしようとしないで下さい。首は大事だと思うんだ。


「でも、何で香はあんな顔をしていたんだ?」


「あんな顔とは?」

香が解らない、という感じで首を傾げた。

ヤバい、可愛い。香は毒を吐くが、普通の女の子の仕草をすると、普段とのギャップでかなり可愛く見える。


と、思考していると、香の方から「ボン!!」という音が聞こえた。

音が聞こえた方を見ると、香が「あああぁぁぁぁぁ、か、か、かわ、かわ、かわい、可愛いて。」と、言いながら白い頬、というか、もう顔全体、耳まで真っ赤にして、金魚みたいに口をぱくぱくさせていた。


少し考えて原因が分かった。香は多分、思考が読めるらしい。


なので多分、と言うか絶対さっきも思考を読み、香の事を誉めていたのが分かり、赤面したと。


死神は意外と照れ易いのか?と考えていたら後ろから、ガサガサ、という音が。



目の前には、頼りになるが、今は悶絶している死神こと、香。


後ろから生物の気配がする。というか、もうなんか、巨大生物ぽい呼吸が聞こえる。


おそるおそる後ろを見る。





後悔した。






目の前にいたのは、何かうねうねしたものだった。


正確に表現するなら、まさにエロゲーの神、ぶっちゃけると触手の塊。



自分の身体を見てみる。



少女だった。それはもう完璧に、完封なきまでに少女だった。





(泣)


少女と触手が会ったなら、ゲームでは結果は一つだ。

まあ、お約束だ。










「香!!!!!!今すぐこっちに戻ってこい!!!!!!」



必死になり香を元に戻そうとする。



しかし、なかなか戻ってこない。

その間に魔物が近づく。


やべ、終わったな、と触手が近づくのを半分諦めの気持で見て居ると。


「大気に巡りし魔力マナよ、我が敵を切り裂く風の刃となれ。『エアカッター』」


ズバッ

ボト


?いきなり触手が落ちた。

訳が解らないので唖然としていると。


「おい、大丈夫か?」


「危機一髪、と言うやつですね」


と女騎士と女魔術師が俺と触手の塊の間に立ち塞がった。



俺がこの突然の登場に対応仕切れずに、唖然としているとようやく香が戻ってきた。


「ようやく戻ってきたか、おかえり香」



「うるさいうるさいうるさい!!!!


元はお前が、あ、あ、あんな事を思ったのがそもそもの原因だこの蛆虫め」



俺が原因らしかった。


「そんなことより、香、あれは何とかならないのか?」



俺達の目の前には、触手の塊と闘う騎士と魔術師。


「あの気持ち悪いものか?」


香が指をさす触手の塊は騎士に切られたり魔術師に魔法で切られたりしているが、すぐに治っている。


「あれを倒せるか?香」


そう香に聞くと、香は少し怒った顔をし


「倒すのではなく祓う、だ。


あれも、元は人だ。少しは敬意を払え」


香が、哀しげな表情を少し浮かべるがすぐに消える。


「あの魔物は祓えるが、お前がやれ」


「俺がか?


無理だ。

いくら何でも祓えるからってエアーガン一丁で勝てる相手じやないだろ。


一発ぶちこめば祓えるのか?」


そう言うと、香は少し考える表情を見せると、納得したようにうなずいた。


「そうか、まだお前に神力の使い方教えて無かったな」


「シンリョク?」


「神の力と書いて神力

読んで字の如く神が扱う力の事だ。


お前には残念だが、お前は、魔力もなければ魔力を扱う技術も無い、しかし、お前は何故だか少しだが神力がありその神力を扱う最低限の技量があった。

そこに私の神力を入れたと言う訳だ。「なんで俺…………」

質問は受け付け無いぞ蛆虫。黙って聞いとけ、黙って聞くのは、虫でも出来るのにお前には出来ないのか?

まあ、いい続けるぞ。

普通、人に神力なんてない。

だがお前は或はずの無い神力を持っている。

此所までは理解したか?」


「ああ、それより神力の使い方はどうするんだ?」


「分かったから焦るな早漏


面倒だから詳しい説明は省くが。

この世界には魔力がありお前には神力がある。この違いは、魔力は自然現象を起こす事ができ、神力は想いに形を与える力だ」


「想いを形に与える力?」


「そう、お前がその銃を本物だと思えば本物になると言う事だ」


「ほぼチートだな。」


「当たり前だ、神の力だからな」


「これでレールガンを撃てるか?」


「お前が望むならな」

おいおい、まじかよ。なら、ムムムムムムム。出来た。


「其所の二人その魔物の前から退いてくれ」


完成した銃の改造


二人は何の事か解らず顔を見合わせたが、俺の真剣な表情を見て即座に横に跳んだ。


俺と触手の間は何も無い。


「さよならだ」


カチ


パリッ、パリリッ


銃に電気が帯電している。


触手が俺目掛け襲ってきた。


「残念だったな。




充電完了だ。


お前に不幸を届けに来たぜ

炸裂超電磁砲バーストレールガン』」


俺が必死に想像力を使い改造したデザートイーグルから、およそ音速の三倍にまで超加速された弾丸が飛び出し、触手の塊に当たった瞬間、触手の内側から爆発が起こり触手が四散した。某黒猫さんの必殺技威力高すぎるな流石。


クラ


緊張の糸が切れたからか、物凄い眠気が襲って来た。


眠い、このまま寝てしまいたい。


ゆっくりと暗くなる視界に入ったのは、触手が光になっていくのと、その光の中で泣きそうになりながらこちらへ掛けて来る香と唖然としている騎士と魔術師が映った瞬間


俺の意識は闇に染まった。


さあ如何でしたか?

「この作者の駄文をわざわざ読みに来るのは暇人しか居ないと思うが?


この駄目作者め、前回のあとがきで3日に一回だ。

頭沸いてるのか?

一週間もたってるじやないか」


酷い、初めは優しい性格にするつもりだったのに


「この性格にしたのはお前だろこのゴミめ」


そろそろ時間がなくなってきましたのでまた次回のあとがきで会いましょう






「逃げたなあの駄目作者め


それでは次回もしっかり読むのだぞ」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ