やさぐれ姫
蛇神の影響でお嫁さんが淫乱になってしまいましてね。
とりあえず、俺の手練手管と体力を全開にして寝かせつけました。大波小波、甘い言葉を耳元で囁いて耳たぶを甘噛みしたり、乱暴な言葉責めしながらガッツンガッツン大暴れしたり。
いくら蛇神能力のフィードバックが有るとはいえね、ついこの間まで男性経験なんかなかった少女には耐え切れる筈も無く。
最後は声も上げられず、全身を痙攣させて寝ちゃった。
一応チェックしたけど、心身共に問題なし。
幸せそうに寝ちったよう。
んじゃ、一仕事してくるわ。
「おかーさん生きてるの?」
困った事になぁ。身体能力がどうも人間の域を越え始めてんだよ。
今までいろんな女の子を抱いて来たし、一から開発して来たけど、こんなお嫁さん初めてなんだわ。どうしよう。
「じごーじとくと言います。」
娘に叱られました。
まぁ、お嫁さんの方はなんとか考えるよ。
「どうして?おかーさんは満足そうに素っ裸で大の字になってるし。ありゃ、鼻提灯出し始めた。」
うーん。お嫁さんさぁ、生命力をすり減らしてもエッチい事したいんだって。
そりゃ覚えたての女の子はそうなりがちだけど。
本人が制御出来れば良いんだけどね。
こないだの拡散波動砲といい、蛇神の力に飲み込まれてんだよね。尽きない体力で性的快感を求め続けてれば、精神がいかれるか、身体がボロボロになるか。
という訳で。
たっぷり過ぎる程楽しませたので、しばらくお預けにしますかね。
明日からは蛇神制御の訓練開始だ。
「おお。」
ユカリさんも弟子入りしたがってたっけ?
だったら明日からおかーさんと一緒に修行しますよ。
「おお!」
だから、この全裸で股ぐらをボリボリ掻いてる、100年の恋も冷めそうなお嫁さんを守っててくれ。
エッチのしすぎて疲れてたので、賊に殺されました、とか剣士を目指す女の子にはあってはいけないだろ?
「パパって何気におかーさんに優しいよね。」
俺は、敵対しない女の子にはいつも優しいよ。敵対して来たら容赦しないけど。
「ブルブル。」
後、ユカリさん。貴女全部わかってんだろ?
「ヒューヒュー。」
吹けない口笛吹いて誤魔化すとか、誰に教わった?
もう。ピヨちゃん?
ああ、呆れ返って寝ちゃったか。
「あら。あなたはどちら様ですか?」
ちっとさあ、探しちゃったよ。なんでお客さんしてる他国のお姫様が地下牢に拘束されてんのよ。
「今、この国は大混乱になっていますので。」
大混乱?
「この国の軍隊が全滅したそうです。」
ああ(遠い目)。身に覚えがあるなぁ。
「他国の姫なんか、いるだけで大変でしょう。私にまさかの事があったら、戦争になりますから。」
戦争にはならないなぁ。
「何故そんな事が、あなたにわかります?」
国が無いのに、戦争になりようがなかろ?
「は?」
あんたんとこの国な。
城が無くなっちった。当然、中の人も全員死んだ。旅人の俺に、帝国に行っている唯一の生き残りに伝えてくれと頼まれた。
(嘘はついてないな、うん)
「ですか。」
です。ってあんたあんまり驚いて無いな。
「そりゃあさぁ。」
はい?
「お姫様?ああそうだよ。私は姫だ。お姫様だ。お姫様なんかに産まれたもんだから自由なんかありゃしねえ。私の顔見てみい。綺麗だろ可愛いだろ美人だろ。スタイルだって。」
姫は立ち上がると、スルスルと来ているシースルーな寝巻きを脱いだ。
ただでさえ透けてたのに、丸見えだぞ。
下着もつけてないじゃんか。
「この通り、おっぱいだって綺麗だし、下の毛だって手入れさせられる。でも知ってんだよ。親父とお袋は兄妹だった。血が近いと、奇形か美人が産まれんだろ。兄貴は母が違う。兄貴は次世代の王として生きにゃならんからだ。」
殺しちゃったけどね。
「それに比べて私はなんだ。綺麗に産まれれば儲けもんの娘だ。まともに育てば政略結婚の道具にされ、しかも姫ですらなくなった私は性奴隷にされるだろう。」
なんでこの娘、こんなになってるの?
「あんたが誰だか知らないけど、私はこの国の皇子の妾にされる予定だった。そんだけ私の国は帝国に比べて弱い。」
なるほどね。人質か。
「でもその皇子は死んだ。何やら正規軍を率いて出て行って、帰ってこなかった。1人もね。戦場とされた場所には、何故か深い谷が刻まれていたそうだ。」
うわぁ、犯人は俺かな。サユリさんかな。
多分サユリさんだな。アイツの方が沢山殺してるし。
「なぁ、誰だか知らないお前。いや、貴方様」
ん?
「私はどうしたら良いの?このままだと、いつどうされるかわかんないの。お城は本当になくなったの?」
間違い無いな。うんうん。
「貴方はどうやってここまで来たの?」
今更?
警備の兵隊を片っ端から締め上げて行っただけどだけど。
「よくバレなかったね。」
片っ端から殺したし。
「そっか…」
だよ。
「ねぇ旅の人。私を抱いてくれないかな?」
はあ?
「だってほら。私今全裸だし。いつ殺されるかわかんないし。だったら最後に気持ちよくなりたいな。折角綺麗に産まれてきたのに、男を知らずに死にたく無いな。」
「いただきます。」
いや、いきなり出て来なさんなドラゴンちゃん。
「貴女はどちら様。この人の仲間?」
「儂はこの男の性奴隷じゃ。」
「まぁ。」
だからそう、人聞きの悪い事を言いなさんな。間違いじゃないけど。
「気持ちよくさせるなら、儂が大得意とするとこじゃって。」
「うーん。同性愛っていうのにも興味はあるけど、私はこの人が気に入ったな。初めてはやっぱり異性の方が健全だから。」
夜中の地下牢で、囚われのお姫様が迫ってくるシチュエーションはちっとも健全じゃないけどね。
「てか、この人誰?」
人じゃないけど。
「は?何言ってんの?」
口悪いな、このお姫様。
わかったわかった。ドラゴンちゃんさ。
夜明けと共にこの城をぶっ壊すから、それまでに候補者を見繕っとけ。
「いいのけ?」
忘れたのか?コイツらは俺に危害を加えようとした。あと。
やさぐれ姫を強引に抱き抱えると。
こんな女、ほっとけねぇべな。
夜明けを期して暴れるから、お前の龍眼を持ってすれば、あと数時間は遊び放題だし。
「なんだよ。この娘はくれんのか?」
ああ、俺が抱く。
「嫁がヤキモチ妬くぞい。」
アイツは俺にベタ惚れだから大丈夫。
「全く、酷い男じゃき。」
順番だ順番。その内可愛がってやるから。
あと、サユリには手を出す気はないから。
「わかった。約束じゃぞ。」
ああ。
つうわけで、ドラゴンちゃんは城内徘徊に精を出す事にしてもらった。
「あのお方は…」
只者じゃない事はわかったか。それじゃ。
やさぐれ姫の唇を強引に奪うと、そのままベッドに押し倒した。
同時に導引術を発動。乳首を軽く撫でただけで身体をビクリと震わせて、そのまま眼の焦点が合わなくなるお姫様の処女をたっぷり楽しませてもらう。
さっきまで、サユリさんと頑張ってたのになぁ。




