表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ヒューマン  作者: マシター
7/7

木瓜-1

私は、夜に見た月を長い昼間の(のち)に見た。

その夜に見た月は、私に優しく、微笑(びしょう)し、言葉を送ってくれた。

「私は、ずっと貴方を見ていました。野茨(のいばら)のような貴方を、ずっと。」

その声に、私の心は全て満たされた。

しかし、その、心を満たしたものは、喜びと、もうひとつあった。

それは、甘酸っぱい気恥(きは)ずかしさであった。

その感情から逃れるように、()に背を向け、私は昼へと逃げ出した。

次第に心が空になって行くのを感じながらり私は、まだ月のことを考えていた。

一目惚れ(ひとめぼれ)、そう言っても過言ではなかった。

一目で私は、(とりこ)になってしまったのである。

私は、月のことばかりを思い、昼間の間、月を(いと)おしく(おも)い続け、昼間の空にも、月を探すようになっていた。

「私はまるで、木瓜(ぼけ)だ...」

そう想いながらも、私は、まだ月のことを考えていた。

最近、花言葉の本を貰いまして、花にはまっています。

コスモスの花言葉なんて、乙女の純真ですから、処女厨はコスモス食って生きてるのかなぁ、なんて思います。

そんなわけないか。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ