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そのミットに想いを込めて  作者: 暦海


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23/24

異変

「…………鴇河ときかわくん?」

「……へっ? あっ、ごめんね実松さねまつさん! 練習中なのにぼおっとしちゃって」

「あっ、ううん……」



 それから、一週間ほど経て。

 グラウンドのフェンス近くにて、ひかえめにそう尋ねてみる。と言うのも――いつもの通りわたしのボールを受けてくれている鴇河くんが、キャッチャーミットにボールを収めたまま動かないでいるから。そして、今日はこんなことがもう三回もあって。


 でも、もちろん責めてるわけじゃなく。……ただ、すごく心配で。鴇河くんのこんな様子、今までに一度もなかったから。……なにか、あったのかな。





「…………うーん」



 それから、一時間ほど経て。

 頭を悩ませつつ、帰り道を歩いていく。理由は、もちろん鴇河くんのこと。いつもとあまりにも違うその様子に、心配にならないはずがなくて。


 もちろん、悩みは誰にでもある。鴇河くんだって、言わないだけで日々悩んでいることがあると思う。……でも、今日の様子はあまりにも――



「――実松さん!」


 すると、後ろから声が響く。誰の声か、なんて確認するまでもなく――


「……どうしたの? 鴇河くん」


 そう、身体からだごと振り返り尋ねる。そこには、わたしをじっと見つめる鴇河くんの姿。……もしかして、今日のことでなにか――



「……実はね、実松さん。僕は――」


「………………へ?」








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