雨音ラプソディ
久しぶりの雨模様
空が泣いてる
その声が聞こえ
乾いた地面にキスをして
いのちのリズム
踊りだす
愛しさも
切なさも
この雨が
包み込むように
流れてゆく
静けさとともに
心がまた
潤ってゆく
雨よ
雨よ
流し続けて
どこか遠くへ
このしずくが
新しい世界に
連れてってくれると信じて
かすかな陽差し雲間に見えて
架かるその瞬間
すべてはきっと
必然だったんだ
濡れた足元が教えてくれる
雨よ
雨よ
続いておくれ
忘れていた
この感覚を取り戻すために
くれるのは
ただの水じゃない
心を潤す
優しさなんだ