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9/10

ネームド 1

はい、しばらくあげれなくてすみませんでした

理由としては最後の方まで書いてたら、その書いたやつが消えたため萎え落ちです

バックアップもできてなかったと言うね、ふて寝しちゃいました

ゴメンなさい_(_(┐_ _)┐

私が分身を回収してから1年がたった

急だなふざけるな!と言われてしまうかもしれないけれど経ったものは経ってしまったのだ!

で、この1年間の出来事を軽く話すよ


まずは1番重要なところから

なんと、北海道が魔物によって壊滅状態になっちゃった

四天王が来たというアナウンスはされてないけれど、そこら辺の魔物に魔法少女が負けるとは思えない…ってことはユニーク……いわゆるネームド個体が現れたと思う

ネームド個体は通常個体とは比べ物にならないほど強いから、それこそベテラン冒険者が束になっても勝てないぐらい

んで、1週間ぐらいしたら北海道に乗り込むつもり

さすがに見過ごせないからね!


2つ目は例の魔法少女について

なんか…めっちゃ強くなった

なんか率先して魔物を倒しに行ったりしてて元勇者私でもびっくりするような成長速度だったよ

何回か死にかけてたけど、その分強くなってるって感じ?

レベル的には100超えた

…私が言うのもなんだけど人間やめてるよね

他のふたりの魔法少女もそれに釣られるようにメキメキと強くなって80レベルぐらいにはなってた

80レベルになったふたりの魔法少女はシェルターの防衛

例の魔法少女が魔物をいち早く察知してすぐに討伐って最近はなっている

うん、私が出る幕がなくていいね


3つ目はちょっと嫌な予感がするってぐらい

太平洋中心あたりでものすごい魔力を感知したから…まぁどうなるかは分からないし、確証もないから放置


あと、両親を安心させるために私は生きてますって手紙を送った

死体を目撃してるから信じないだろうと思って私の黒歴史を添えた(致命傷)

周りには内緒にして欲しいとも書いといた、また狙われる可能性があるからってことにしてね


まぁこんな感じかな

私は北海道に乗り込むために準備をするから、じゃーね






























1週間経ったよ!

回復系のポーションやらアイテム整理やらをして準備は万端

あと1度だけその場で生き返ることが出来るアイテムを1個だけ作れたから装備してる

いやー、いくら私とはいえネームドは死ぬ可能性があるからね、慎重に行きたい

北海道に行く方法?ダッシュだけどなにか

正直私ぐらいレベルが上がると新幹線よりも速い

それに飛びあがれるから山とかも簡単に登れるし

て言うかなんならスピードという名の暴力で海の上を走れる


魔物にまだ襲われたのが数回の街を通ったりすると、やはり私の身体能力に驚いている

あ、ちなみにちゃんと信号とかは止まってるよ、信号無視はしたくないからね

この前聞いた話だと無視して怒られた魔法少女がいるらしいけどほんとかどうかは知らない


そんなこんなでビルの上に飛び乗ったり、地面に着地して周りを驚かせたりして数百kmぐらい進んで(海を含む)北海道に着いた

着いた瞬間、違和感


「ちょっと魔力が濃い…それにかなりの数の魔物の気配」


明らかにおかしい……ダンジョンの魔物部屋並の気配がちらほら

上から見てみるかな


「天歩っと……うわ、これは…」


上から北海道の街並みを見渡すと言葉を失った

一見すると人がいない以外だと違和感はないだろう

だけれど私が見ると違う

かなりの数の魔力溜まりが出現してしまっている

魔力溜まりは見つけたら即その場から逃げろ、なんて言われる代物で…理由はそこから大量の魔物が生まれるから

…………そんなことこの世界の人達が知るわけないから、生存者はいなさそうだね…


「魔力溜まりを飛ばすには……魔力溜まりよりも大きな魔力で散らす…多重詠唱!魔力解放!」


ブワ!っと私の魔力が空を覆いながら街に広がる

魔力溜まりはその魔力に巻き込まれながら四散


「あとは…魔力吸収!…ぐ」


私が解放した魔力を全て吸収

魔力溜まりの魔力も吸収するから…しんどい…

魔力で溢れて弾け飛びそう…!

ぐぐ…むぐぐ、おなかいっぱいなのにまだ詰め込まされてる気分…

あと少し…………これで、終了!


「多重詠唱!インフェルノ!」


私の許容量より多い魔力を空に魔法を撃つことで消費

あ〜〜…楽になった

…と言ってもまだ魔物を片付けてないからやることは多いんだけれどね


「サーチ……ほとんど家の中だね?」


おかしいね?魔物溜まりから発生した魔物はそこにい続けるのに…

ん?いやそんなことは無いはず…でも…


「か、確認ね、一応」


魔物がいる家を適当に入る

リビングに三匹の魔物の気配…そーっと顔を覗かせる


「…………まじかぁ、まじかぁ」


散乱した部屋、破れかけている服

そんでもってじっとしていて動かないどこか人間味のある魔物達

これが魔物化って…やつ?

魔力溜まりの近くに居続けることでなるらしいって言われてたけれど…ホントにあるなんて

魔物化しちゃった人達はそろって自我が無くなって、人を襲ってしまう


「しかもこれ…治し方がないから、殺すしかないんだよね」


しかない…と言うよりも殺してあげた方がいいという感じかな、魔物となって自我がない状態で生きているというのもおかしいかもしれないけれど生きてるからね、向こうだと楽にしてあげろって聞いた


「ごめんね、痛くしないようにするからちょっとまっててね」


家を出て再び上空に


「サーチ……多重詠唱!ホーリースピア!」


ホーリースピアはクレアが唯一使える攻撃魔法

それしか使えない代わりに威力が桁違いなのだけれど

それを私は上空、それぞれ核の真上に出す


「じゃあ…来世はお幸せに」


一斉に降り注がさせる


「サーチ……うん、この当たりはもう居ないね」


私は両手をその場で合わせてしばらくの間祈っていた

これしか、出来ないからね



魔物化へいろんなところで発生してて、見つけ次第ホーリースピアを使った

時々、襲ってくる個体もいるけれど、しっかり核を1突きで破壊している

なんか…これで経験値入るの、嫌だなぁ…



北海道を走リまわっていると、莫大な魔力を感知した

恐らくネームド、だと思うけれど複数あるね

複数を一気にか……ちょっとキツそう

でもまぁ…なるようにしかならないからね

元々は海外を舞台にしようとしたのですが、さすがにまずいかな〜と思い国内にしました

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