分身の頑張り
やっと書けた、でもぐちゃぐちゃだよ
あと分身ちゃんの表現でグロいと思ったら読まなくてもいいからね
〇分身視点
「シェルターは我々が占領した!死にたくなかったら手を上げろ!」
このヤベー奴らはどうしたものか
数は14、全員拳銃を持っている
本体に連絡しても戦闘中ですぐには来れない
来たとしても本体と分身の私がお母さんの目の前で出会ったら大変なことになる
分身の私だけだと銃を持ったあのヤベー奴らには不利かな
ダメージは喰らわなそうだけど、その後がね
うーん…ほんとにどうしよっか
「明菜、今は指示に従って」
「うん」
まぁここはお母さんの言う通りにしよう
ここのシェルターって人数的には数千人なんだけれど、占領してなんの意味があるんだろうね?お金かな?
「お前らには今から人質になってもらう!」
「人質…ですか?」
お、勇気ある人が聞いたみたい
「そうだ!我々の目的は魔法少女の命だけだ!だが、5分事に10人お前らには死んで貰うからな!」
魔法少女ね…本体からの情報でどんな見ための子かは1人だけ知ってるけどここにはいなさそう
というか今本体が戦ってるのって魔法少女なのでは…?
ん?これオワタ?
「そんな!魔法少女達は怪獣と戦ってくれる素晴らしい人達じゃなー「うるせぇよ」ぐふ…」
あ、撃った
後ろからだとよく見えないけど、確実に死んだ時の声出てたね
「いやぁぁぁぁぁぁあ!!」
「ちっ…余計うるさくなっちまった、おい!今から叫んだやつは問答無用で撃つからな!分かったか!」
まぁ正直他人がどうなろうと知ったこっちゃないし…順番が来るまで何もしなくていいかな?
…異世界に居たことで私の考えもかなり変わってるんだね…
「次はお前だ!恨むんだったら来ない魔法少女を恨むんだな!」
「ひ!?た、たすー」
バァン!べちょ…
もう何人死んだか分からないけど、飛び出した脳とか血とかがすごいことになってる
何人かは吐いてるし発狂したりした、もちろん即撃たれてたけど
お母さんは目をつぶって見ないようにしてるし、お父さんは私の視界を抑えようとしてるけど手が震えて全然抑えれていない
私はまじで感情がぶれない、異世界行った当初とか前ならとっくに壊れてそうだけれど
魔物による被害の方が凄かったからかな
目の前で兵士の体の上半身が食いちぎられたり、お腹切られて腸が飛び出したりとかよくある事だったから
「そうだな、次はお前だ」
そう言って私を指さす男
どうやら次は私らしい
「そんな!どうか娘だけは!」
「やるなら私たちを先に!」
「ハ!しったこっちゃねぇな!お前らの目の前で殺すのも良さそうだな!」
なんかもうこいつ魔法少女殺すよりも人殺すことに喜び感じてきてない?
暴れようとする両親を他の男達4人が押さえつけて、私の腕を掴んで引っ張っていく
チャンスは1度きり、男が私に銃口を向けようとした瞬間だけ
「ほら、そこで見ておけ!お前らが大切に育てた女が死ぬところをなぁ!」
「明菜ァァァァ!」
男が私に銃口を向け始めた
今!
サッと屈んで足払いをかけて男を転がす
「な!?」
魔力がなくても力はあるからね、思いっきりやったから足首ぐらい折れてそう
そのまま男の腕を掴んで銃口を男に向けて撃たせる
「次」
即死した男の拳銃を奪って両親を取り押さえてた男4人を正確に撃ち抜く、あ…弾切れになった
「あが!?」
「ぐ…」
「誰か、その女を止めー」
「ぎゃ…」
「明菜!?」
これで残りは9人で、今私の近くにいるのは4人
5人は今休憩中のはず
「撃て!撃てぇ!」
動体視力が上がっているせいか銃弾がやけに遅く感じる
レベル差って凄いね、本当に
飛来する銃弾をギリギリで避けつつ4人に近づく
「なんで当たらねぇんだよ!」
「こいつ魔力持ってないのに!」
持ってる拳銃を、1番近い男の手に投げつける
「うわ!?」
「あ、おい!油断するな!」
拳銃を拾い直している間に近づき鳩尾を思いっきり殴りつける
ボキィ!
あ、やべ…いい音なっちゃった
「おごぉ…」
「くっ…」
バァン!バァン!
そのまま男の腕を折り、拳銃を撃てなくして肉壁にする
「この!」
「ダメだ!お前はあいつらに知らせてこい!」
「銃声で聴こえるだろ!」
残り3人…固まってるね
あ、ちょうどいいのがあるじゃん
「はい、皆さん目を瞑りましょー!」
シェルターにいる一般人全員に聞こえる声量で叫んで目を瞑ったことを確認
インベントリから超小型発光装置(リーナの悪ふざけ)を投げつける
ちなみにこれ、目の前で食らうと失明するレベル
「目、目がぁ!?」
「眩し!?」
肉壁をポイしちゃって、目が見えなくなった男たち3人の頭をまとめて同時に蹴る
あ…強く蹴りすぎた
ボキィ!と首が折れる音が3回なって壁まですっ飛んでった
絶対死んだね、うん
残り5人は…こっちに来てるね
ここで私の情報をひとつ教えよう、異世界に召喚された時私は3つの能力を貰ってるんだよね
1つはインベントリ
2つ目は合成
3つ目が変質
今回はこの合成と変質を使っていくよ
今私の手元にある拳銃は5個、合成には3個必要だから
「お父さん、お母さん!そいつらの拳銃こっちに投げて!」
「お、おう!」
「わ、わかったわ!」
4人の死体から拳銃を取り、私の元へ4つ投げられる
「よし、これで」
合成は同じものを3つ合わせることでその合成した武器を進化出来る力
例えば鉄の剣を3つ合わせることで魔力鉄の剣みたいな
今回はどうやらARを進化先として選べるみたい
「合成」
できたのは…AK―47だね
ここでもうひとつの能力、変質
素材をひとつ選んでそれよりも下の素材に変換できる能力
鉄の剣なら道の剣みたいに
その他にも鉄の剣を銅の槍とかにもかえれる
今回は拳銃の変質でAKの銃弾とマガジンを作る
拳銃4つで銃弾を80発、残り2つでマガジンに変質
「あそこだ!撃て!」
「ちょっと、作ってる最中」
急いで変質させながらAKをリロード
即座にAIM、それぞれ反動を考えて連射
「な!?AKだと!?ぐは!?」
「こなくそ…」
2人死亡、残り3人
しかも全員こっちしか見てない
「撃て!はやーぐわ!?」
「な、お前ら!?」
「明菜が頑張ってるんだ!俺達だって!」
「銃を奪え!抑えこめ!」
「や、やめ」
「男はここが弱点なんでしょ!」
「ぎゃー!?」
1人はお父さん殴り倒され!もう1人は銃を奪われて4,5人に取り押さえられ、最後の一人はお母さんにあそこを思いっきり蹴られてた
お母さんすご、でもお父さんが地味にアソコ抑えてるよ
まぁ…これでとりあえず解決かな、犯人14人のうち11人死んだし一般人はもっと死んだけど
お母さん達が犯人たちを縛り上げて、ふうと息を吐くと私の方へ走って思いっきり抱きつかれた
「明菜!無事でよかったわ!本当に心配したんだからね!」
「そうだぞ!なんかものすごい殴りとか蹴りとか入れてたが、お前の命はひとつしかないんだからな」
「うん、ごめんなさい」
「謝らなくていいのよ!私たちはほとんど何も出来なかったんだから」
「あぁ、お前はほんとによくやった」
うん、心配してくれたのはとってもありがたいし、嬉しいんだけど………私分身だから死んでも大丈夫なんだよね
反射的にそう思い、なんとも言えない気持ちになってしまった
それから2時間後、警察がやってきて大量の死体と11人の犯人の死体、捕まった残りの3人の犯人を見て驚愕
私や両親、その他の事情調査が行われ、私は自己防衛として無罪、それどころか後日表彰されるはめに
表彰は取り押さえるのに協力した両親と他5人もらしい
そして全員の前で魔法少女は"怪物"との戦闘で来れる状況ではなかったと説明
それならしょうがない、こっちに来てても"怪獣"と戦ってても被害は出ていたということで皆は納得
本体のこと伏せられているあたり魔法少女になにかあったのかな
本体がやりすぎた可能性は十分にある、私みたいに
能力とか使っちゃったし…だけどシェルターの皆はこれを黙ってくれた、どうやら犯人がAKを初めから所持していた、という形で話をしてくれたみたいだ
そして警察は男たちの死体、特に私が殴った死体と頭を蹴り飛ばした死体を見て「君は格闘技のプロかなにかかな?」と聞かれて私は「一般的などこにでもいる普通の女子高生です」と言ったら微妙な顔をされた
だってここで「異世界で勇者やってました」なんて言ったら頭のおかしい子認定されてしまう
シェルターは閉鎖、別のシェルターに移動することとなった
そこにはどうやら常時魔法少女が2人配属されることとなった
……本体にこの情報送るのしんどいんだけど
感想、誤字報告お待ちしてます
普段の日常の愚痴もお待ちしてます
下の☆☆☆☆☆で評価してくれると幸いです
戦闘描写苦手すぎて泣ける
あと変質の能力の説明が書かない…
とりあえず今回は合成で拳銃3つ→AK
変質で拳銃4つ→銃弾80発 拳銃2つ→マガジン
です