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学び舎の緑風  作者: 瓶覗
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おまけ

 セルちゃんの今後についてがメインのおまけ、お話ではなく雑談のようなものなので、予めご了承を。

 さて、セルちゃんの卒業後の話、全く決まっていない状態です。というか、選択肢いっぱいありすぎて一個に決めるのがもったいなかったのでわざと決めませんでした。

 そもそもこのお話はセルちゃんの学生生活四年間の話なので、卒業後の事は書かなくてもいいよね!という雑な言い訳もあります。


 けれど作中、セルちゃんの視点ではあんまり詳しく話してくれなかったのでね、今後の選択肢について、まとめて書いていこうかと思います。




・選択肢1《リオン、シャム、ロイと一緒に冒険者》

 最早説明不要。これが一番スタンダードというか、話の流れ的にも綺麗かなぁと思う道ですね。

 今までと同じように各地を旅してもいいし、数年後にはどこかに拠点を構える可能性もあります。拠点を構えても意欲的に遠征はしていると思うし、今までは学校に戻ってきてたのが拠点に戻る、になるだけとも言えます。

 正式にパーティーを組んで活動することになり、パーティーリーダーはロイです。指揮官なのでね。



・選択肢2《リオンと二人で冒険者》

 この道は、シャムとロイがどこかのギルドや研究所に所属するから一緒に活動出来ないルート、とも言えます。

 この場合は二人で正式パーティーを組んで、セルちゃんがリーダーになります。リオンは書類作業とかしないので。

 二人であちこち行くか、どこかを拠点にするか。どちらにしてもこれもまあ流れとして普通に想像出来る話ですね。



・選択肢3《フォーンを拠点に冒険者》

 この場合はソロで活動することになるかなぁと思います。

 フォーンに残るので、後輩たち的には一番嬉しいルートですね。フォーンにはミーファも居るから過剰戦力感ありますけどね。

 ともあれフォーンを拠点にし、バリバリ冒険者活動です。後輩の面倒も見れるので、第二のシャウラさんになる道、とも言えます。家にも頻度よく帰れるし、向こうから遊びにも来るからセルちゃん的にも楽しい道ですね。



・選択肢4《クリソベリルに所属》

 クリソベリルの誘いを受けて、ガルダで冒険者ルートです。

 一番魔法の知識は蓄えられる道ですね。大量の資料ととんでもねぇ先輩が待ち構えているので、忙しいけど楽しい日々になります。

 この道、半分くらいの確率でリオンがついてきます。リオンも誘われてはいるので、セルが行くなら行くかぁとついてくる可能性があるんです。楽しそう。

 自由は他の冒険者選択肢と比べて多少減るけど、安定してるしセルちゃん的には進んでもおかしくない道ですね。そもそもの魔法の師匠がいるところなので。



・選択肢5《学校の先生》

 ヴィレイ先生の誘いに乗る道、別名ヴィレイ先生の助手ルートです。

 感動的に別れた後輩たちと教師として再会して喜びを爆発させる後輩に取り囲まれる道と、数年冒険者をしてから学校に戻ってきて教師になる道の二つが存在します。

 選択肢3からの選択肢5が流れ的にはありそうな話ですね。セルリア先生、似合うんだよなぁ絶対。

 やるなら科目は攻撃魔法です。一科目だけ持って、ついでに言うとノア先生の補助的な位置取りで、細々した仕事をこなしたりヴィレイ先生にため息吐きつつ準備室の掃除をする、みたいな感じです。

 放課後暇なら飛行魔法教えてくれる先生。好き。いて欲しい。



・選択肢6《イピリアの王妃》

 ルート、あります。

 サフィニア様がセルちゃんの事が好きだから発生してるルートですが、セルちゃんだって出会った時から完璧王子様してたちょっと年上のサフィニア様に一ミリも惹かれて無いかと言われたらそんなことは無い。

 そんなわけで色々悩みつつもイピリアに行く道があります。行ったら幸せなのは確定しているので、見てみたい道でもあります。


 が、このルートの一番面白いところはそこではなく、カーネリア様とアオイちゃんが親族になるというところです。

 退位してかつての自由を再び手にしたカーネリア様が「セルリアの姉なのだからアオイも私の娘だろう」「娘のところに遊びに行ってくる」とか言ってアオイちゃんの所に遊びに行く可能性を秘めているのがこのルート。

 なのでこの道の別名はカーネリア様ウキウキルートです。



 とりあえず有り得るのはこの六つ。

 冒険者ルートが四つもある当たり、それが正史感がすごい。まあ四年生の間にあれだけあちこち行ってたらそりゃあそうなるよなぁという気もします。

 全部見たいから、セルちゃんの将来は確定しないでおきます。王妃セルちゃんも教師セルちゃんも見たい。そんな私のわがままです。




 続いておまけの小話ですが、これは本当にちょっとしたことです。

 テストの時にセルちゃんとサヴェールを組ませて大暴れしてもらいましたが、それまで補助といえばシャムだったので二人の差というか違いについてですね。


 これ、単にサヴェールの方がシャムより優秀という訳ではなく、得意分野の差の話になります。

 サヴェールは魔法の補助が得意なサポート魔法使いで、シャムは物理の補助が得意なサポート魔法使いなんです。

 なのでセルちゃんへの補助とするとサヴェールに軍配が上がり、リオンへの補助となるとシャムに軍配が上がります。


 四人で行動中にシャムが基本的にリオンのサポートについているのはこれが理由です。

 セルちゃんに付けるよりも、リオンに付けた方が効果的。

 なのでセルちゃんの補助をするときは少しでも効果を乗せないといけない時や、リオンが動けないような状況が多いです。


 サヴェールは魔法使いの補助が得意な魔法使いなので、出来ればパーティー内に攻撃が得意な魔法使いが居た方がいいのですが、リムレ以外と行動する気は無いので周りからの評価は少し低めになります。

 サヴェールは承知の上ですが、リムレは多分知らない話。セルちゃんは今回のテストで何となく察しました。




 とりあえず書きたかったことはこのくらい。

 以上、おまけでした。

 ここまでお付き合いいただきありがとうございました!

 百万文字越えのなっがい話ですが、お楽しみに頂けたなら幸いです。

 約四年間の定期更新、ちゃんと続けられたのは読んでくださる方が居たからだと痛感しております。ブクマ、評価、感想、いいね等貰える反応が嬉しくて書き続けているところもあるので、それらが無ければ途中でしばらく更新しなくなっていた可能性もあると思います。

 なので、何度も書いていますが本当にここまで、お付き合いいただきありがとうごさいました!

 やりゃあ出来るもんだなぁという自信も身に着いた四年でした。


 そして今後についてなのですが、多分またこの世界線の話を書いていると思います。

 何を書くのかは決まっていないのですが、まだまだ書きたいのでそのうちまたどこかでお会いできたら幸いです。

 とりあえずしばらくはエキナセアから緑風まで、今まで面倒で放置していた細かい設定とか時間関係とか、その辺を整理して纏める旅に出るので何か書くにしても少しだけ先にはなると思いますが、また何か書き始めた際にはお付き合いいただけたらなと思います。

 長編始める前に、また短編ポコポコ書いてるかもしれないですし、暇な時にちょっと読んでみようかなぁなど思っていただけたらな、なんてほざいておきますね。


 それでは、本当にお読みいただきありがとうございました!

 またどこかで会えることを祈って。瓶覗でした!

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