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七拳侠  作者: 東武瑛
5/7

青水拳

高は酒店に入った。

テーブルにつき、茶と料理を注文する。

先程の女が店に入って来た。

「あら、お兄さん。お金あるじゃない。御馳走してよ」と女は言った。

「メシだけだぞ」と言って高は注文してやった。

「今日はここで泊まるの」女が聞くと「そうだ」と高は答えた。

「ウチに来れば良いのに」女が言うと「シツコイな。いかない」と高は言った。

「あ、そ。じゃ、さいなら」と言ってメシも食わずに女は店を出て行った。

高が食事を済ました頃、店に女が男達を連れ入って来た。

「コイツか」男の一人が女に聞くと「そうよ」と女は答えた。

男は高に「お前。俺の女にちょっかい出したそうじゃないか」と言った。

「チョッカイなんか出してないよ」と高は答えた。

「ナニッ。やっちまえ」男の一人が言うと男達は刀を手に斬りかかって来た。

高は立ち上がり、構え、「青水拳」と言い拳を突き出した。

男達は高の拳から発する水射で店の外に押し出されてしまった。

「これは敵わん」と言い、男達は逃げ帰って行った。

取り残された女は「すいません。許して下さい」と言った。

高は「許してやるから帰れ」と言った。

女は店を出て行った。

その様子を見ている男がいた。

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