あなたのことを知っていこう?④
ドドドドッと何かが向かってくる音がする。そして原因はすぐに分かった。
「みきさああああぁんっ!!」
「!?なっ、空良君!?」
滑り込むようにして空良が俺達の前に現れたのだ。
俺とみきさんが並んで座っているのを見て、空良はカアッと真っ赤になって近づいてきた。
そしてぐいっと俺を押し退けてみきさんの横に割り込んでくる。みきさんは訳が分からず混乱しているようだ。
「なっ、なんで!?どうしてここにいるの!?」
みきさんの言葉に答えることなく、空良はプクーッと頬を膨らませて眉間にシワを寄せている。
すると後ろから真央がゲッソリした顔でやって来た。
「…な、なんかすごい勢いで自己紹介されて押しきられたんですが…知り合いで、大丈夫だった?」
「ああ、悪いな…まさかこんなに早く来るとは思わなかったが。」
俺の言葉にみきさんが驚いた顔をした。
「て、寺石君が呼んだの!?」
すると空良がキッと俺を睨んできた。
「操…!!なんだよあのメール!?『色々あって今みきさんの家にいる。悪いな、先に上がってる』って!?どういうつもりだよ!!」
怒りに委せて怒鳴り散らす空良。俺は耳を塞ぎながら治まるのを待った。みきさんはポカーンとした顔でこっちを見ている。
「俺ですらみきさんの家に入ったこと無かったのになんでお前が先に居るんだよ!?どういうことだよ、色々って!?何が目的だよ、説明しろよ操――――!!」
あー、思った以上に頭にキテるな。こりゃ長引くか?
「何か言えよ、黙ってんじゃねえ――――!!」
「お黙り!!」
ピタッと空良の動きが止まる。みきさんの声に反応したらしい。
「み…きさ…。」
恐る恐る空良が振り返るが、どうやらみきさんの方がご立腹のようだ。鋭い睨みで空良を黙らせている。
「人の家でそんなにギャンギャン騒がないで!!寺石君はお客様なの、突然入ってきた君の方が失礼でしょ!?何を勘違いしてるかは知らないけど、とにかく謝りなさい!!」
「っで、でも!!」
「謝りなさい!!」
う゛っと泣きそうになるのを堪えながら、空良は酷い顔で俺を見た。
「…ごめん、なさい…。」
絶対納得などしていないだろうが、みきさんの言うことには勝てないらしい。すると今度はみきさんは俺の方に睨みを利かせてきた。
「寺石君、ちゃんと説明してね!」
なるほど、この威圧感…空良じゃなくてもこれは謝りたくなるな。
「…はい、分かりました。すみません。」
こんなに素直に謝ったのは何年ぶりだろうな…なんて考えが頭を過る。
邪魔してはいけないと感じたのか、真央は秋穂と一緒に奥に消えていった。
縁側に三人並んで座り、二人が俺が説明するのを待っている。言おうとは思っていたが、まさかこんな状況で話すことになろうとは思ってもみなかったな…まあ、仕方ないか。
「えーと…まず、空良。俺がなんでみきさんの家にいるかってことからだけどな…お礼を言いに来たんだよ。」
「お礼?」
まだ疑うような表情で俺を見ている空良の後ろで、みきさんがこっくりと頷いた。
「それは本当よ。わざわざ訪ねて来てくれたの。お菓子まで貰っちゃって…。」
「気にしないで下さい。ほんの気持ちですから。」
俺とみきさんの会話に空良は思いっきり首を傾げる。
「何がどうしてそうなったの?なんで操がみきさんに?」
「違うんだよ。…お前、さっきみきさんの弟に会ったろ?玄関の扉開けた…。」
「あ、うん。――――ハッ!やばっ、絶対印象悪かったよね!?謝って来なきゃ!!」
思い出したように立ち上がろうとした空良にみきさんはすかさず制止させる。
「いいから座ってなさい!」
「はい…。」
よく手懐けられてるな。そう思わざるを得ない様子に思わず笑みを溢す。
「…何笑ってんだよ、続き!」
フテ腐れながら言われても威圧感ないぞ。と、考えながら話を元に戻す。
「その弟に助けられたんだよ。…秋穂が。」
「へ?秋穂…?」
キョトンとする空良、みきさんも詳しく知らないので興味がありそうな顔をしている。
「一昨日、雨降っただろ?あのとき俺は買い物頼まれて秋穂と二人でスーパーに行ってたんだ。その帰り道でな。」
「?」
「新しいカッパと傘で出掛けたから…秋穂がうかれて遊びながら歩いてたんだ。俺も丁度携帯いじってて少し目を放した。そのときでかい風が吹いて秋穂の傘が飛ばされたんだよ。それで秋穂が何も考えずに追いかけて道路に飛び出したんだ。そこにトラックが近付いてきて…。」
「「――――えっ!?」」
二人が同じタイミングで驚きの声を上げる。すごいな。
「ええ!?秋穂どうなったの!?ええ!?」
「いや、さっきいたでしょ?」
慌て出す空良にみきさんがツッコミを入れる。そこはさすがに空良よりしっかりしているな。
「俺も気づくのが遅れて…さすがに駄目かと思ってしまったんだ。だけど、撥ねられたのは傘だけだった。通りかかった真央、みきさんの弟が秋穂を止めてくれたんだよ。」
…今でもあの恐怖が現実にならなくて良かったと心から思う。グシャグシャになった傘を見て泣き出した秋穂。その声にどれだけ安心出来たか…。
「――――…そ、そうだったんだ…。」
怒っていたことも忘れて空良は自分のことのように胸を撫で下ろす。だから元気な秋穂がさっきそこにいただろう?自分のことで見えてなかったか?と言おうかと思ったが…心配してくれたので言わないでおこう。
「それで礼がしたいからって名前と住所聞いて、休みの今日訪ねたって訳だ。西山ってどっかで聞いたなと思ってたら、みきさんがいたってこと。分かったか?」
「お…おう。分かった。納得しました。」
やっと怒りが抜けたらしい。いつも通りの空良に戻った。
「なんだよー…それならそうと早く言ってくれたら良かったのに。」
「お前の場合、直接会って話さないと納得しないだろうと思ったから敢えて簡単なメール打っといたんだよ。案の定こうやって来ただろ、行動単純過ぎ。」
「あ゛…あぅ…。」
居た堪れないせいか空良はチラッとみきさんの方に振り返る。それに気が付いて、はあと溜め息を一つ落として彼女は言った。
「確かに…空良君らしいね。分かった、私も納得したよ。」
その言葉に空良は恥ずかしがりながら、でも嬉しそうに笑顔を見せる。おうおう、幸せそうだな。
でもまあ…こいつの笑顔はこっちまで和ませるから不思議だ。とにかく誤解が解けてよかったな、と。
「ところで、私の家の住所は寺石君から聞いたの?迷わなかった?」
みきさんの一言に空良の顔色が赤から青に一気に変わる。
あれだ、漫画でよくある効果音。
ギクゥ―――――――!!
ってやつ。
その違和感ありありな態度を感じ取って、みきさんは怪訝な表情を空良に向けた。
「…。空良君…?―――――まさか。」
当の空良は思いっきり素早く瞬きを繰り返している。星がチカチカと出てきそうなくらい円らな瞳で瞼を高速でパチパチ動かす。よくもそんなに攣らずに出来るな、俺には無理だ。
「俺は教えてないですよ。個人情報ですから。」
当然ながら。だが俺の言葉にピキーンッと二人の動きが止まる。恐らく各々別の意味で。
「――――…空良、君?」
不穏な空気を纏いながらみきさんが小さな声で名前を呼ぶと、空良は肩をビクッと揺らして困ったように笑う。
「…え、っと…この間、写真を撮りに行ったとき…家まで送って行こうかと思ったんですけど…でも、俺が駅まで送られちゃったし、言えないなあ…ってなったんですけど――――。」
「けど?」
低い声に空良の額に汗が流れる。
「…こっ、これから先に、いつか、みきさんの家に行く機会があったら、知っておいた方が後々良いかなー…って、思って…。」
それはつまり。
「つまり―――――つけてたの?私の後を?」
「えと、そんな、あの――――…はい。」
観念したように空良は小さな身体を更に小さくさせた。
ああ…空良。お前、それ…。
完璧なストーカーだぞ?
「―――っ空良くん!!それは犯罪じゃないのかな!?いくら何でもそれはどうかと思うけど、ねえ、私が間違ってるの!?」
「わー!!ゴメンナサイゴメンナサイ!!みきさんは正しいです、俺が間違ってましたー!!」
みきさんは急激に顔を真っ赤にさせて半泣きでわんわん怒鳴る。空良は真っ青で慌ててフォローするが、どう考えても悪いのは空良自身なので説得力は皆無だ。
「―――姉さん!?どうしたの!?」
いきなり姉の怒鳴り声が聞こえてきたので弟の真央が飛んできた。秋穂もひょこっと顔を出して様子を伺っている。
「もおー!!空良君のバカ!!もう知らないから!!」
「―――わ、や、そんなことっ…う、うわあああぁ!!ゴメンナサイぃ!!もうしませんから、そんなこと言わないで下さいぃ!!」
…マジ泣きだ。必死に土下座して謝って、そんなことになるなら最初からやるなって言いたくなるほどに。
あんまりにも必死だから怒っていたみきさんまであっけらかんな顔をしている。
「あ…あお、君?」
「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイッ…!!うわああんっ!!」
…はああ…やれやれ。
俺は立ち上がって、訳が分かっていない真央に大丈夫だと言って、奥に秋穂と居るよう頼んだ。心配そうにしていたが、あとで理由を話すと言うと、頷いて言う通りに秋穂を連れて行ってくれた。
そして俺はそのまま離れた所から事の様子を見守る。
「…あのね、泣くのは勝手だけど…近所迷惑になっちゃうから。空良君?」
もう怒りは落ち着いたのだろう。みきさんが近付いて言うと、空良は声を抑えたまままだ泣き続ける。
「ずっ、ずみ…まぜんっ…ふ、ああ…!」
涙と鼻水でグシャグシャの表情でまだ謝り続ける空良。すると、その顔を真正面からみきさんに変化が表れる。下を向いて小刻みに身体を揺らしているのだ。
「……ぷっ!」
ついに我慢しきれずに噴き出してしまう彼女に、空良はガーンッとショックを受ける。
「――――っみ…みみみみみ…みき、さん!?」
「っぶふぅ!!はっ…もうだめ!!あははははは!!」
腹を抱えて笑い転げる彼女に、空良の表情は余計に酷くて…可笑しすぎる。まるで駄々をこねすぎて自分でもどうして泣いていたのか分からなくなってしまった子供のように。
「みぃ…みぎざあぁん!?」
「や、やだっ!?もう、止めて!!お腹痛いからっははは!!」
「ぅう゛ー…っ。」
あまりにも笑われてしまったので、今度は逆に空良の方が落ち着きを取り戻し始める。相変わらず顔はグシャグシャだが、どうやら涙は止まったらしい。
「う…ぐすっ…。そんなに…笑わなくて…も、ひっく。」
「――――っだって、はあ、はあ…泣きすぎで…酷い顔してるからっ…はあー…。」
二人して息を調えるために沈黙が流れる。空良の場合はもじもじと身体を揺らしているので、多分今更になって恥ずかしさが出てきたのだろう。
みきさんはと言うと…下を向いて無表情になっていた。
「…。つい、笑っちゃったけど…怒ってるんだからね?私。」
ムッとした表情でみきさんは空良を睨む。空良はどんどん塩をかけられたナメクジのように縮んでいく。これ以上小さくなったらミジンコになって消えるんじゃないか?
「…ごめん…なさい。」
それしか言えないよな、そりゃあ。みきさんはと言うと…。
「―――…空良君、私のこと…その…ほ、本気で…?」
「!!好きです、大好きです!!嘘なんてついてないです!!」
おお…そこは男らしいな。というか、必死過ぎだって。みきさんも引くだろ―――って…あれ?
頬を染めながらも、そこには優しく微笑むみきさんがいた。…まじか。
「もう…こんなことしたら本当に嫌いになるからね?分かった?」
「―――――っ…う、ん。」
キュウウンッてときめきながら空良はコクコク頷く。それを見て、みきさんは笑顔で小指を差し出した。
「あはは…仕方ないなあ。信じるからね?約束だよ。」
「――――はいっ!!」
あの泣き顔とは打って変わって満面の笑み。空良も小指を出して二人で指切りをした。
あれだけぎゃんぎゃん騒いでいたのに…単純。みきさんも甘い。
…だけど…ちゃんと空良のこと理解しているんだな、と感じて俺も思わず笑みを溢す。見せないように隠れながら。
これなら…大丈夫そうだな。
ひと悶着あったが、仲直りしたあと別室にいた真央たちに説明して何とか一件落着。若干真央は引いてたけど。
それから皆で一緒に菓子を食べてゲーム(主にトランプ)をして遊び、あっという間に時間が過ぎた。
「すみません、すっかりお世話になってしまって。」
「ううん、楽しかったよ。秋穂ちゃんも疲れて寝ちゃったね。駅まで送らなくて平気?」
玄関に見送りにみきさんと真央がいて、俺の背中で寝ている秋穂に優しく微笑んでいる。
「大丈夫です。ありがとうございました。真央も、また秋穂と遊んでやってくれるか?」
「はい、何時でも来てください。お気をつけて。」
微笑む感じはやはり姉弟だな。柔らかく温かい雰囲気は心地好く、いい家族だなと思う。
「ああ。じゃあ、帰ります。…おい、空良。」
扉の前にいる空良を促して開けさせようとする、と。
「…俺も、また来ても…いいですか?」
さっきから黙っていると思ったら、やはり怒られたことが堪えたらしい。おずおずと俺の後ろからみきさんをじっと見つめている。
みきさんは…少し目をぱちくりさせて驚いた様子だったが、ふうと一息吐き出して笑顔を見せた。
「…今度はちゃんと連絡してね?いきなり来られてもおもてなし出来ないよ?」
「――――っ…はいっ!」
今日一番いい顔をして、ニコニコのまま扉を開けた。二人に見送られて、俺たちはみきさんの家をあとにしたのだった。
「……―――なあ、空良。」
「ん?何?」
駅に向かう道で俺は隣で歩く空良に話し掛ける。よほどみきさんの言葉が嬉しかったのだろう。まだニヤニヤ顔が止まっていない。
それを見て思わず顔をしかめて口に出してしまう。
「…うわ、キモい。」
「!?な、操!?いいだろ少しくらい、幸せに浸ったって!!」
どうやらキモいという自覚はあるようだ。
「お手軽だな。まあ…いい人だったな、みきさん。最初お前が変だって言うからどんなかと思ったけど。」
「――――ぅう、言うなよ。あのときの俺はまだ恋が何か知らなかったの!!俺だって後悔してるんだよ、なんでもっと早くみきさんの魅力に気付かなかったのか…!チクショー!!」
頬を両手で挟み、ぐにぐにと動かす空良。はは、変な顔。
…恋、ねえ?俺は空良の目に視線を送りながら、とある質問をする。
「…なあ、お前さ…みきさんとどうなりたい?」
案の定、空良は驚きを隠さずに目を見開いて高速ぱちくりさせている。
「――――…へ?どう、って?」
「好きだって言ってるけど、まだ付き合ったりしてないんだろ?もし仮に付き合ったとしたら、どこまで…。」
「どこまでって、ずっと一緒にいたいけど。」
即答かよ。
「当たり前じゃん。」
ソウデスカ。
「何?どうしたー?そんなこと聞くなんてさ…もしかしてヤキモチとかー?」
嫌みを含んだニヤニヤを向けてくる空良に、俺は無表情で答える。
「…そうかもな。」
「えっ!?ちょ、ほんとどうした!?」
「自分から振っといて何でそんなに焦ってるんだよ、バカじゃないか?」
「はあ!?」
何なんだよ!?って隣で怒る空良。
ヤキモチか…そう言われるとそうなのかもな、と思っただけだ。今までこんなにも心許せるやつって空良しかいないためだろう。空良に好きな人が出来て、幸せそうな顔をしてるのを見て、ちょっとモヤモヤしていた。
アホでバカだから、変な女にいいように振り回されるんじゃないか?とか、そんな浮かされてるのも今のうちだろ?とか…俺は、多分嫉妬に似ていたものを感じていたんだろう。
ずっと近くにいたやつが、別の人間に取られてしまう…なんて大袈裟か。ただ、能天気なこいつの笑顔を歪ませられるのはなんとなく嫌だった。
あれだ、秋穂が彼氏連れてきたらこんな感じなんだろう。いや、それはまだ先だろ。考えられないな。
だから会ってみたかったんだ。こいつがストーカーするほど好きになった人のことを。
まさかこんな形で知り合うとは思っても見なかったけど…でも、今ならこう思える。
「よかったな。本気で好きだって言える人が出来て。」
喜んでやろうじゃないか、恋愛なんて知らなかったやつが、こんなにまで夢中になれる人に出会えることができて。
お前の一番いい笑顔を引き出してくれる人に出逢えて、さ。
「…なんか、今日の操、変。でも…そう言われると嬉しいもんだな。ありがとう。」
頬を染めながらニカッて笑う空良に、俺の顔もつられて笑っていた。と、ふと思い出して言った。
「…ただ、お前とみきさんのやりとり、まるで母親と子供みたいだったけどな。」
「――――…なぁっ!?そ、そんなことねえ…よ!?」
変な間があるってことは自分でも思うところがあるってことで。
「ま、いいんじゃね?相手にされないよりはお子様扱いされた方が。」
「んなああっ!?まじ何なの!?上げて落として楽しいのかよ!?」
「楽しくない訳ではないな。」
「ガーンッ!!鬼畜ー!!」
少しくらいからかったっていいだろ?本当のことなんだからな。…まあ、それも何時までかは分からないけどな――――。
『…。みきさんは、あいつのこと好きですか?』
『ぅえっ!?と…突然だね…。』
『すみません。』
『私…はね――――、多分惹かれてきてるんだと、思う。空良君みたいにあんなハッキリとは言えないけど…ちゃんと答えを出して返事をするつもり。…あはは、友達の寺石君に喋ることじゃなかったね、ごめんね?』
『…いいえ、俺こそ失礼な質問してすみません。ありがとうございます。』
近からず、でも遠からず…きっと二人で作れる時間が来るんじゃないか?ま、そんなこと教えたら今度こそ空良のストーカー度が増しそうだから言わないけどな。
夢中になれるものがなかった反動か、図太い純情が変な方向にいったのは想定外だったけど――――。
幸せそうなら、まあいいか。
暫くして空良のお付き合い報告を聞くのだが――――…それについてはまた次の機会があれば、な。
あ、間違っても空良みたいな行動はしちゃダメだぞ?通報されても文句は言えないからな。って、誰もしないか。
それじゃ、健全で楽しい恋愛生活を送ってくれ。またな――――。
-あなたのことを知っていこう?-
終わり★
ご閲覧ありがとうございました!
他のサイトで載せていたものをお引っ越しさせていただきましたが、いかがでしたか?テンション上げすぎて書いたものなので読み辛いと思いますが、少しでも楽しんでいただければ幸いです。
続きを書きたい気持ちもありますが他が進まないので取り敢えずここで終わりにさせていただきます。
おバカなカップルにお付き合いありがとうございます。それではまた。
青の鯨