第13話 お泊まり
采音「うっひょー!!!お泊まりだぁ!!初めての!お泊まりー!!」
来望「采音、あんまり興奮しないでね、危ないから。」
采音「了解です!」
月夜「それにしても飴璃の家大きいねー!びっくりだよ!ここに毎日泊まれるのかー!楽しみだなー!!」
飴璃「お姫様のくせに何言ってんのさ…。まあ、私の家は意外とお店が繁盛したおかげで大きくなってるんだよね。」
采音「へぇー!すごいね!!」
月夜「すごいなー!こんなに大きい家で何もせずただ働いてるだけでいいんだ…。楽しみだなー。」
来望「今なんか言った?」
月夜「うんん!別に、大したこと言ってないから気にしないで!」
来望(月夜、嘘ついてる…。どうしたんだろう…。)
来望「ちょっと私、外行ってくるね。」
采音「危なくない??どこ行くの?」
来望「ちょっと近くの公園に…。」
采音「おっけー!じゃあこのお守りあげる!絶対に持って行ってね!!気をつけて!早めに帰ってくるんだよー!」
来望「そんな過保護な…。行ってきます。」
月夜「行ってらっしゃーい!!!」
テレビ「速報です。今月の誘拐犯罪数は50件を超えていました。最近は増えましたねー。はーい、周辺に住んでいる方々や遠い場所に住んでいる方も是非注意を心がけてもらえると幸いです。続いてのニュースです。先日…」
飴璃「最近誘拐事件多いねー。来望大丈夫かなー。」
月夜「まあでも、来望はもうほぼ大人だし!大丈夫だよ!!」
采音「待って…!?今何時!?」
飴璃「19時30分だけど…。」
采音「もう来望が家から出て1時間も経ってる!!来望、近くの公園に行くって言ってたよね!?」
飴璃「そうだけど…。」
采音「じゃあ行ってくる!!行ってきまーす!」
月夜「ちょっと!それなら私も行くって、もう居ないじゃん…。」
飴璃「大丈夫かな…。」
璃音「あら、どうしたの??」
飴璃「来望が外に一人で行って、帰ってこなくて!それで采音が…。」
海里「そうなると思って場所がわかるようにしといたぞ!」
飴璃「え!?どうやって!?」
月夜「あれ?飴璃のお父様言ってなかったの?海里様は人を守る力が欲しいって願って、その能力で大切だと思った人がいる場所を把握出来たり、結界や一時的なバリアを作ることもできるのよ?」
飴璃「えー!!そんなの聞いた事無いけど!?ていうかずっと思ってたんだけどさ、月夜のお父さんが叶えさせる夢や願いって大体人のためが多くない??」
月夜「良くお気づきになりました!実はそうだったんです!じゃなくて、早く助けに行くよ!海里様、場所は?」
海里「海里様…。もっと海里さんとか飴璃のとおちゃんとか色々ある気がするけど…。まあいいか、場所は家の近くの遊具がある公園だよ。」
飴璃「了解!じゃあ、行ってきまーす!!」
璃音「気をつけて行くのよー!」
月夜「はぁ、はぁ…!」
飴璃「月夜、足速いって!」
月夜「えっへへー!じゃ、探そ!」
飴璃「え…、居ない…?」
月夜「嘘、でしょ…?」




