4話 俺の知らない歴史
設定がおかしいところは多々あると思いますが、許して下さい。思いついたまま書いているせいです。
先生B「じゃあ、今日は古墳時代について授業するぞ。教科書は持ってきたか?」
歴史の授業が始まった。
アレが空にいる関係で、歴史は元の世界とかなり違いがあると思う。
教科書は家にある物を持ってきたのだが、開いてみると、どうやらこの世界の物に変わっているらしい。
すでに見覚えのない単語がある。なんだよ『古墳戦争』って…
先生B「この『古墳時代』は名前の通り、今空を飛んでいる古墳が作られていた時期だ。この時代には、かなりの数の古墳が作られたが、現存しているのはほんの一部だけなんだ。他は破壊されてしまったからね。」
まるで意味がわからんぞ…古墳時代は弥生時代と飛鳥時代の間だぞ?
そんな時代に空を飛ぶ技術があって、しかもあんな質量を?
まるで思いつきで書いたファンタジー小説だな…
先生B「当時はそこそこの数の古墳が作られたらしくてな、自分の方が力を持っていたんだと誇示したかったのか、或いは偶然か、お互いにぶつかりあうことが多かったらしい。だから、現存していてかつ形を綺麗に保っているのはかなり珍しいんだよ。」
空に浮かべた結果お互いにぶつかって墜落か破損とは、当時の人は考えつかなかったのかな?馬鹿かな?
先生B「今の日本には貴族とかの特権階級はいないんだが、昔は『豪族』、まあ平たく言えば力を持った人たちがいた。その豪族や天皇のお墓として作られたのが古墳なんだが…何故空を飛ぶように作られたのかわかるか?」
生徒B「はい!盗掘を防ぐためと、力を誇示するためです!」
先生B「正解!空を飛ぶことで盗人は入れないし、移動してその威容を見せつけることが出来る。まさに一石二鳥というわけだ。」
そんな理由で空飛んでるの…?物理法則嘗めてるのか?
まあ、某天空の城みたいに攻撃が飛んでくることはなさそうだな…
先生B「まあ、そんな訳で古墳は空を飛んでいるが、どうやってあれだけの巨体を空に浮かべているのか、浮かすためのエネルギーはどうやって賄っているのかまだ分かっていないんだ。しかも、近づいて調査しようとしても、なぜかいつも失敗するんだ。設計図とかの資料は全く残されていないからもうお手上げ状態らしい…」
エネルギー…
思い当たる節はあるが…
先生B「ちなみに現代まで続いている『お祈り』だが、民が空を飛ぶ古墳を見て神性を感じて祈ったのが始まりだとも、埋葬された有力者の遺言が始まりだとも言われているんだ。祈るときに焼き物を用意するのはその当時皆が持っていたかららしいな。もっとも、最近は無しで済ませる人もいるらしいが。」
遺言が始まりという説があるのか…
なんだかきな臭くなってきたな…
なんか話が長引きそうになってきました…ですが、安心して下さい。こんなクソ小説を十話以上書くつもりはありません。なんとか終わらせます。