002話 能力
※注意事項
この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
宇宙暦6401年4月3日 『ヴァイマルク共和国 フローリエルト城 自室』
「失礼します。」
今後のことについて考えようとした時、部屋にメイドが入ってきた。
髪は黒く、黒い目をしている清楚な美少女だ。髪型はポニーテール。
彼女の名前は、アリス・フォン・ツェーァトリヒ。ツェーァトリヒ男爵家の生まれ。
年齢は13歳。フローリエルト家臣団の子で年齢も近いということもあって、数年前から私の専属メイドとなっている。
今年で士官学校秘書科三年生。長期休暇の時に戻ってきて、私の専属メイドをしている。
とりあえず、いつも通りの対応をするか。
「ヴァイゼ様、朝食をお持ちいたしました。」
「ありがとう、アリス。」
私は朝食を受け取り、それをテーブルに置いた。そして、椅子に座り朝食を食べ始めた。
私は朝食を食べながら今日の予定を聞いた。
「家庭教師のペダゴー・ギーク先生の授業がございます。昼食を挟んで午前、午後に授業がございます。開始時間はあと一時間ほどで、終了時間は午後四時頃でございます。」
「ありがとう」
私は礼を言った。
◇◆◇◆◇◆◇
私が朝食を食べ終わった時、アリスは手紙を渡してきた。
「ヴァイゼ様宛てに、士官学校からのお手紙をお預かりしております。どうぞ。」
「ありがとう。」
私は手紙を受け取った。
アリスは、私が食べた朝食の皿を持ったた。そして、頭を下げて部屋を後にした。
さてさて手紙には何が書かれているのだろう?
私は手紙を開いた。
「えっ、どういうこと?」
手紙にはこう書かれていた。
『こんにちは、私だ。作者だ。元気にしているか?まあ、そんな事はいい。今日は、今後の君に役立つ能力をプレゼンをあげようと思う。それは、ステータス変更能力だ。この能力は、自分の体力、知力などを変更することのできる能力だ。この手紙を読んで1分たったら、前にステータス表が出てくる。その表の数字を変更して「決定」を押せば、ステータスを変更できる。邪魔だったら、「閉じる」を押してくれ。出したい時は、「ベトログ」と言えば、ステータス表が出てくる。まあ、物語を面白くしてくれ。
世界の作者より』
私は理解に苦しんだ…
「何が能力だ。変なこと書きやがって。」
独り言をつぶやくと、目の前にスタータス表が出てきた
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名前:ヴァイゼ・フォン・フローリエルト
性別:男性
年齢:12
地位:フローリエルト公爵家の跡取り
種族:人間
知力:110(平均100)
体力:85(平均100)
運勢:5
「決定」 「閉じる」
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「これが、ステータスか。」
私は驚いた。こんなものが目の前に出てくるなんて。
よし、99999999999999に変えてやる。
そこで、私は「待てよ」と思った。
これだと変化が大きく過ぎて、周りから怪しまれるのではないか?と
それはなるべく避けたい。ではどうするか?
それは、少しづつ上げていくことだ。
1日2、3ぐらい上げるか。私はそう考えた。
「なら、行動は早い方がいい。」
私はとりあえず知力に+3をした。
to be continued…
ここはこうした方がいいなどのアドバイス、誤字脱字があればぜひ感想欄に。