登場人物紹介
ところどころネタばれありです。ご注意ください。
人物紹介
主人公
茜雲 葵
年齢 二十一歳
性別 女
性格
自称神にうっかり間違って殺されてしまったあまりヒロインらしくない女の子。トリップ体質という厄介な体質のせいで幼少時代よりいろんな世界にトリップしまくり、なんだか色々すれてしまった。
富も権力もいらないから切実に平和と平穏がほしいと願っているが、もって生まれた性質か厄介ごとはどれだけ回避しようが向こうからやってくる。
お人よしな性格をしているため基本困っている人がいればほぼ無償で助けるが、自分で出来るであろう事には一切手を貸さないというシビアな面も持っている。容姿
笑えば歳相応に可愛いが、どうみても中の上止まりな容姿をしている。
顔立ちは平凡だが肩に届くくらいの漆黒の髪とシミ一つない肌がひそかな自慢。
兄
茜雲 浩一
年齢 二十三歳
性別 男
性格
ザ・苦労人。妹の無双っぷりと母の自由人ぷりと父の天然っぷりのしわ寄せが一心に来る可哀相な人。面倒見の良い性格とお人よしなところと意外にチキンなことから面倒事とわかっていながら断れないことが多い。いまいち常識人の範囲から抜け出せないため、家族との温度差についていけないこともしばしば。昭嘉があまり頼りにならないことから茜雲家の最後の良心を自負している。
小物作りが趣味でかわいい物好き。
容姿
オールバックにした髪と見上げるような長身とがたいの良さは歴戦の戦史を彷彿とさせるが、滅多にないくらい鋭い三白眼は普通にしているだけで無駄に不機嫌そうな印象を相手にあたえ一気にがらを悪くする。
母
茜雲 千梨
年齢 四十三歳
性別 女
性格
トリップした先の世界を救うこと二桁の大台という記録を持つ女傑。
面白ければ何でもいいんじゃない?という性格をしているため、たまに面倒事を拾ってくることがあり葵が頭を抱えることがある。
かなり美人で見た目はまだ三十手前くらいに見える。そのためトリップした先々で求婚されること星の数だが、ただ一途に夫を愛しているためその求婚に答えたことはない。
容姿
百人中百人が美女と断言する美貌の持ち主。
腰に届く絹の髪とシルクのごとき肌は老若男女とわず一度は触れたいという欲求を掻き立てるフェロモン系美女。
父
茜雲 昭義
年齢 四十五歳
性別 男
性格
おっとりまったりしている天然草食系男。常にニコニコとしていて、頼りない印象を受けるが茜雲一家の体質を理解した上で受け入れるという懐の深い一面を持っている茜雲一家のアイドル的存在。
何の能力も力もないため放っておけば害は無いが、何かしようとすれば他の家族から容赦ない報復が待っているある意味一番の要注意人物。
危機管理能力が低いため多少命の危機に陥ったくらいではきょとーんとするだけで終わることもしばしば。家族揃って何となく昭嘉のお願いは断れない。
基本困っている人はほって置けないが、よく葵と千梨にごまかされてしまい放置することが多い。
容姿
平々凡々な村人D的な容姿をしている。シワがあまり無くよく若く見られる。
タレ目なためかどこか惚けたような顔をしている。
司国登場人物
殿
篠ノ井 道久
性別 男
年齢 二十三歳
性格
一国一城の主にもかかわらず好奇心旺盛で恐れを知らず、カリスマにあふれていて人を引き付ける魅力があるが、若さゆえに自意識過剰なところがあり、暴走しやすい。
自信にあふれた典型的な俺様タイプだがけして独裁者というわけではなく認めた相手なら助言もおとなしく聞くし相手の言い分が正しければ例え身分がしただろうがおとなしく謝るような一面も持つ。
部屋に閉じこもって執務をするより鍛練をしたり城を抜け出して城下へ行くことのほうが多い。
容姿
切れ長釣り目の美丈夫。口を釣り上げて笑っている姿はむしろ悪役にしか見えないちょい悪系の美人。
動物に例えるなら猫というよりは豹やチーターといった感じ。さらっさらの猫毛質な髪がポイント
筆頭家老
重義
性別 男
年齢 三十二歳
性格
よくいえば真面目な常識人、悪く言えば頭でっかち。最近思い込みが激しいことが判明。道久に対してかなり過保護な一面を持っている。
臣下としての能力はかなり高く、三十二歳という若さで筆頭家老の地位にいる。かなり義理固く、受けた恩は分割払いにしてでも相手に迷惑にならないように返す。
容姿
切れ長の三白眼と彫りの深い顔立ちをしている。鍛え上げた体はがっしりとしていて、全体を一言で言ってしまうならやくざの組長かもしくは若。そうでなければ凄腕のヒットマン。泣く子も黙る強面である。
芳光
性別 男
年齢 二十六歳
性格
好奇心旺盛で快楽主義者な所があるが、分はわきまえているため失敗することは少ない。
いたずら好きでよく重義をからかっては雷を落とされる。しかし懲りない。
位も高く道久の幼馴染気という肩書きのため敬遠されがちだが、持前のさくな態度と面倒見の良い性格のため老若男女とわず人気は高い。が、いかにも遊んでいそうな軽い物言いをするため異性からの評価はよくて友人である。
容姿
色素の薄い髪を中途半端に伸ばし、着物も独自の着崩し方をしているため雰囲気は現代の若いにーちゃんである。しかも弱冠頭が弱そうで遊んでいそうな。
きりっとしていれば十人中六人は振り返るくらいには整った容姿をしているが、軽薄なオーラが全身から立ち上っているためそれだけでマイナスになっている。
村
砂後助
性別 男
年齢 五十八
性格
きまじめで人当たりの良い村の村長。
おおらかな村の御隠居という感じだが、思い込んだら少々一途なところがある。
原助
年齢 六十三
性別 男
性格
いつもニコニコとして決して本心を相手に悟らせない食えない人物。
生涯現役を座右の銘としている。
若い頃にはとある城で名医として召し抱えられていた。
妖怪
白桜
年齢 二百三十八
性別 男
性格
好戦的ではあるが、目上の人に対しての礼儀はきちんとしている。
礼儀正しく堅物ではあるが、認めた相手に対しては最大限の礼儀を払うツンデレ好青年なんで一体誰得状態。
最近ちょくちょく茜雲家に遊びに行くとようになったが、たまに千梨とよく昭義を取り合っている。もちろん、友情的な意味で。
登場人物が増え次第更新されます