表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

山中の出会い

2話 転職


とりあえず近くの街に向かうとしよう。

ここから1番近い町は一応知ってはいるが、

アレから1000年も経つのだ。おそらく地形も何もかもが

変わってしまっているに違いない。

文明の発展、技術の向上、情報化、都市化の加速、

この時代がどの水準に達しているのか調べないといけない。

つまりは兎にも角にも情報が欲しいというわけ。

私は空間収納されていた魔法杖を取り出し、一振り。

「魔法並列起動、飛行魔法、全自動探知魔法、」

体が浮き上がり脳が勝手に探知を開始する。

ややあって脳内へ情報の供給が開始される。

ーーー上昇開始、高度400メートルに到達、風速3メートル、天候快晴

周囲に存在する魔獣の数半径400メートル圏内に反応なし

風魔法、闇魔法、障壁魔法を半自動起動、

飛行魔法起動、加速開始、3秒後に分速200メートルに到達。ーーー

久しぶりに飛行魔法を使うということもあってか

速度は速すぎず遅すぎずという具合に調整されている。

これは魔法杖の効果だ。この杖は取り分け飛行魔法に向いている。

……やはり魔法杖の材料に“邪竜”の翼を使ったのは正解だった。

魔法杖の効果は素材に大きく影響されるからだ。

情報を拾いながら飛行を開始して2キロを経過した。

「ふぅ、風が当たっていい気分だなぁ」

飛行しながら私はふとそんななことを思った。

強すぎる風や衝撃は前方に障壁が半自動展開されて

防がれる仕組みとなっているため丁度涼しい風が当たる仕組みだ。

ーーー風の吹く音を聞き流しながら、空を翔ける。

眼下に広がるは大雪原。遠くに見えるは大移動する魔獣の群れ。

横に聳え立つは緩やかな稜線。

そんな壮大な風景の中を翔ける。

あぁ、こんなにも飛行とは楽しいものだったか?

確か1000年前最後に飛行したのは宇宙を翔ける光の魔獣、ゼーレを

討伐した時だったな。

光速で飛び回る相手に対して此方はそれを超える速度で飛行、目標を

追い詰めて地表へと叩き落とし縛り上げたんだったな。

あれは大変だった、戦闘の衝撃や余波に巻き込まれて山が6つくらい

粉砕された。陛下からも注意が飛んできたが1級魔獣だったんだし

しょうがないと思う。報奨金が通常通り出たのは不幸中の幸いだったか?

などと考えて過去、とは言っても感覚的にはつい先ほど。

に想いを馳せていると、

王国の国境が近いことが探知されてきた。

飛行距離はそろそろ300キロに到達し、速度は

分速440メートルに到達していた。

知らず知らずのうちに加速してしまっていたらしい

だんだん森林があるところまで降りてきていたらしい

減速しつつ下降していく。

「そろそろなんかあってもいいな……」

まったくと言っていいほどここまでの道のりでは、

魔獣にも特に遭遇しなかったのだ。正確に言うなら4級以上の魔獣だ。

仮に遭遇してとしても2級以下なら今の状態でも十分に戦えるが…

「…退屈になってきたな」

飛行して400キロがそろそろ経とうとしていた、

森林地帯に入りしばらく飛行していると、

ーーー魔法の起動を確認。進行方向右手2時の方向。

という結果が返ってきた、ここは森林地帯といってもまだ山脈地帯であり

魔獣も生息している、冒険者なのだろうか?

…ちょうどいい貴重な情報源にこのような所で出会えるとは、

早速向かうとしよう、

ちなみに冒険者とはギルドというところに所属している所謂万屋みたいなもので

ギルドから依頼を受けてその依頼をこなす者たちのことを指す名称だ、

その仕事内容は多岐に渡り、街の清掃活動から素材の調達などまであり、

そこには当然魔獣の討伐も含まれる、ちなみに魔獣と冒険者には

位階というものがあり冒険者はSS、S、A、B、C、D、E、F、G、となっており

この大陸全土を見渡してもS級以上は10人以下に人数でSS級は1人しかいない、

しかしパーティを組むこともできるのでそれも含めるともう少しいるだろう、

だが仮にS級同士でパーティを組んだとしてもSS級には登録されない何故か?

答えは単純、SS級とはS級が束になっても勝てない、勝負にすらならない

実力を持っているからだ。

魔獣の位階は9〜2級まであり、その上は1級、特級、となっているが、

この2つは、ほとんど知る者がいないこともあるし、数も少ないことから

伝説上の者として1000年前は扱われていた。今の解釈がどうなのかは

知らないが、忘れさられているか伝承のみとなっていることは

想像に固くない。

1000年前も私の功績は公には発表されず

極秘扱いとなっていた。討伐が発覚しても主に冒険者ギルドか

近衛騎士団の手柄にする段取りだった。近衛騎士団団長は

気さくでいい人間だった。……そうだ、彼がいる。彼は一度だけ

1級と戦っているから恐ろしさは身に染みているはずだ。

まさか本当に手を出したなんてことはないだろう。

ーー魔法反応前方1キロメートル。

更なる情報が入ってきた。現場が近いようだ。

「…魔法追記、加速開始、隠蔽魔法起動」

姿を隠しつつ一気に加速して距離を詰める。

相対距離残り800メートル!

…飛行魔法操作急上昇!

開けた場所に出た、遠くからで見えにくいが誰かがそこにいるのは

間違いなさそうである。

一旦上空から様子を伺ってみよう、

と思っていると。

「?あれは…冒険者ではないな…っ!あの服!まさか?

なんでこのような場所に魔法学校の学生が!?」

姿がはっきりしてくると、そこにいたのは冒険者ではなく

魔法学校の学生のようだった、

何故?と疑問を抱えていたが段々表情が強張ってくる

「…まさか魔獣に襲われている!?」

よく見るとその学生は巨大な熊の魔獣に襲われていた

何とか熊を倒そうと魔法を放つも有効的な

打撃は与えられてはいなさそうだ。

あれは、5級の魔獣!?学生には無理だ!

「まずいな…このままだと……仕方ない!」

魔法追加起動、加速魔法準備、展開!

一気に距離を詰めて学生へと向かう……相手も魔獣も

空から高速で飛来する私には気が付かないようだ

都合がいい、魔獣はちょうど学生の魔法を

耐え切り前足を振りかぶったところだった、

学生の方は魔力切れなのか魔法が展開できずにいる、

ー不味いな。

「間に合えっ!」

障壁魔法起動!

瞬間魔獣と学生の間に上空から突き刺さるように滑り込み

熊魔獣の攻撃を障壁にてどうにか防ぐ

ガキーン!という金属が打ち合わされるような音があたりに響く、

「ふぅ、間一髪、間に合ってよかったぁ…」

熊の魔獣を軽く後方に飛ばす。ふぅ、ひとまずは安心。

しかし熊魔獣は体制を整え再度、今度は邪魔をした私を殺さんと

襲いかかってくる

「グオオオオオオ!!!」

ーー遅いな。火魔法起動、

魔法杖を振るって火球を高速射出する。

「ーーー燃え尽きろ」

ボッゴオオン!!という轟音が鳴り響き

熊魔獣は火だるまになり後方へと吹き飛ぶ、

やりすぎたかな?

まぁ、どうでもいいや倒せたんなら

「…討伐完了、かな?」

任務ではないとはいえ達成感を覚えてしまう。

まったく何でこんな事になったんだ?

とりあえず、

「あー大丈夫ですか?」

先程の学生の安否は確認しておくか

普段はこんなことしないんだけどな、

「あ!…はい!…その…えと…ありがとうございました!」

?お礼を言われるとは、ていうかそうじゃない。

聞いたのは怪我をしていないかだ、

「?どういたしまして、怪我とかは無い?」

昔から会話をするのが人間ではなかったせいだな。

情報を仕入れるのがここまで大変な状態になっているとは。

それにしてもこんな場所に5級魔獣?魔法学校生?

シャルルたちは何をしているんだ?危なすぎる。

「あ…怪我とかは、特に無いです…」

フードを被っていたからわからなかったが

声の高さなどから判断してみても、

「女の子?」

…困惑することだらけだ

「え?…あ…はい、そうですが何か?…」

しまった!何か誤解してる?

「あぁ、フードのせいで分からなかったんだ、不快にさせたのなら、

 すまない、謝罪するよ」

慌てて謝罪をして誤解を取り消す

「あ…え…不快とかそういうのは無いので…」

よかった、どうにか通じたみたいだった

「…ありがとう、突然すみません」

とりあえず何故ここに居るのかを聞いてみるか…

「よければ、何故ここに居るのか教えーーー」

!殺気

ーーー5時の方向上空3メートル

危険音声が鳴り響き探知魔法が即座に情報を送ってくる

念のため展開を解除してなくてよかったな、

「メリー!……その子から…離れろぉっ!!!」

即座に振り返ると剣を振りかぶった女の子、

魔法学校の服を着ている、が切りかかってきた、

魔法障壁を手に起動し手刀で受け止める

ガキィン!という音とともに

手刀と剣がぶつかり合う、

「な!?受け止められた!?…くっ!こんのぉ!!」

即座に切り返して連撃を放って来る、

はぁ、1000年後には、まともな話の通じる相手はいないのかな?

平然と手刀で剣を受け止め続ける。

「ちょっと待って、私は怪しい者じゃない!君は誰?」

剣戟を受け止めながら聞くが、

「それはっ!こっちのっ!セリフっ!だっ!」

聞く耳も持たないとは。

…仕方ない、闇魔法起動、重力操作、

対象指定、対象女の子?の持つ剣、起動!

「ぐっ!?剣が!」

突然剣が重くなったことで反射的に手放した。

中々賢明な判断ができるじゃないか。凄いな1000年後。

ついでに話も聞いてくれると助かるな。

まぁ、終わりだけど…

即座に起動した魔法で相手を拘束する

拘束と言っても動けなくするだけだが、

「…もう一度聞くよ?君は誰で、

何があって私に襲いかかってきたんだ?」

再度質問をする。

おそらくは魔法学校の生徒だろうが…

「くっ!このっ!…お前暗殺者だろ!!」

ん?暗殺者?私は魔法士だけど?

「いや違うけど…」

何でそういう発想になるんだ?

「あ!シェリちゃん!…ち、違うよ、この人は

 私を助けてくれたんだよ!…それなのに、

その…本当にすみません!」

いや君に謝られてもな……それに成り行き上助けただけだし

そもそもこっちの目的が達成できない……

「…気にして無いからいいですよ」

苦笑しつつ答えるが…

「い…いえ!そういうわけにも参りません!

…ほら!謝って!」

ぐい、と斬りかかってきた女の子の頭を下げる。

……中々にアグレッシブな子だな。

「う…わ、悪かったわね!」

そう金髪の方の子に言われて

赤髪の方の子は渋々謝ってきたが…

「それじゃ、謝ってないよ!

 もう一回!」

やり直し、のようだ気にして無いと言うのに……

やがて言っていることが本当だとわかったのか、

「わ、悪かったわ……その、ゴメン」

素直に謝ってきた。なんだかんだあったが悪い子では無さそうだ。

「いいよ、誰にでも間違いや失敗はあるから、

 私の名前はシロ、姓は持ってないけど

 一応魔法士?かな……王国に用があって……飛行中に偶々、此方の

 子が魔獣に襲われているところに遭遇してね…」

一応事情は説明しておくべきだろう、

この際情報は取れるだけとっておくに越したことはない。

しかし2人の反応は別のところから来ていた。

「えぇ!飛行魔法!?うそ!飛行魔法が使えるの?」

「…凄い!…どんな魔法具を使っているのですか!?」

ん?魔法具?杖の事かな?でもこれは飛行中の補助だしな。

というよりは、

「?別に珍しいものでもないでしょう。

 それと魔法具は使っていません。

 逆にお聞きしますが飛行魔法起動の際に魔法具を使われるのですか?」

飛行魔法は1000年前で使う人間がどれだけ居たのかは知らないが、

そこまでマイナーな魔法でもないと思っていたが違うのか?

1000年後に技術が退化したとは考えにくいしな。

普通は文明が退化するなどありえない。

「えっ!普通箒型の魔法具とか使って起動するんじゃ

 ないの!?てゆうかそうに決まっているわ!」

「え、と…魔法具の補助無しで起動できるのは王国でも一部の

 一流魔法士だけだと聞いていますが…違うのでしょうか?」

?違うと思っていたが、しかしこれは貴重な情報だ。

この時代の魔法水準を図るのに良い指標になりそうだな。

でも箒型の飛行魔法具は聞いたことがない。流石に1000年後か。

まぁ、認識にズレがあるみたいだし。

「実際にやってみましょうか?」

ーーー飛行魔法起動、上昇開始。

「えええ!?うそっ!?なんで!?」

「…凄いです!」

そんなに驚く事でも無いはずだが?

50メートルほど上昇し静止する

ーー熱源反応有り距離右前方100メートル

眼下に全力疾走する女の子が見える。

「あれは…メイドさん?」

その子はヒラヒラするエプロンみたいなものを着ていた

飛行魔法を解除して下降し

地面手前で再起動、

「すいません、あちらのメイドさんは、お知り合いですか?」

メイドさんはもうここからでも視認できる範囲に来ていた

この子たちの知り合いかもしれないな…

タイミングから判断してもおそらくはそうだろう

「!アメリ、しまった忘れてたわ!」

知り合いのようだ

「ええと…その…ありがとうございました!

 私たち、もう行かないといけないので、これで失礼します」

え?ちょっと待て情報収集のために助けたのにこれでは

本末転倒ではないか?

「ちょっと待ってください。私は聞きたいことがあったので

 あなた方に接触したのです。それにメイドさんならここで

 待ってれば到着しますよ?」

「本当?…分かったわ、で聞きたいことって?」

ようやく本題に入れる

長かったなぁ。よし!

「あぁ、実はーー」

「お嬢様!大丈夫ですか!!!」

到着の方が早かったかぁ……

機会をまた逃したな。難しいな1000年後。

「え…ええ…大丈夫、こちらの方が助けてくださったの」

どうやら、もう一度事情を話す必要はなさそうだな、

「…よかったですね、ああ、メリーお嬢様を助けてくださり

 ありがとうございました、私はメイドのアメリといいます」

「シロといいます。ご丁寧にどうも。聞きたいことがあったから

 立ち寄っただけなんだ。すぐに去るから安心していいよ」

手間が酷いな。昔から任務の報告でしか会話をしなかった弊害が

こんなところで出てくるとは……“漆黒の魔法士”にも弱点があった。

「そうだったわね、何か聞きたいことがあるんでしょ?

 早く言いなさいよ。中断しないでよね!」

「……では一つだけ、1級の魔獣は見たり知っていたりしますか?」

中断したり脱線させたのはそちらでは?

と言いたいのを我慢しなんとか質問をする

「1級?御伽噺の魔獣のこと?もちろん聞いたことがあるわ。

 信じてはいないけどね」

……やはりそういう認識か。想像していたよりも酷いな。

「あの…おとぎ話がどうかされましたか?」

メイド少女に不信がられている……まぁ、それもそうか。

「私も知っていますよ、国を滅ぼす力を持つ魔獣を

 英雄が倒す話ですよね。ギルドにも昔から正式に登録されている

 と聞いています。1級の魔獣について研究でもされているのでしょうか?」

そうきたか、別に研究しているわけではないが。

ここは話を合わせよう。

「ええ、昔から興味がありまして……

 王都にいる友人にも、この件について話し合うため向かう

 予定なんです」

虚偽は言っていない。事実1級、特級の魔獣の件で聞きたいことや

確認したいことが山のようにあるからね。

「あんた、シロの友人も研究者ってわけ?」

「いえ彼は研究者ではありません」

軍人で1000年を生きる魔法士です。

とは口が裂けても言えない。というか言ったところで

信じてはもらえないだろうし不信がられるだけだ。

「ふーん、まぁいいや…帰ろうか2人とも」

「あ…うん…ありがとうございました」

「ありがとうございました」

あ、ついでに気になったし聞いておくか。

「シェリさんとメリーさんって、貴族、

 それも結構高い位の令嬢ですよね?」

「「「っ!?」」」

息を呑む気配が伝わってくる

…探知魔法解除するか……

「…なんでそう思ったのかしら?」

明らかに警戒した様子で聞いてくる

「持っている剣、着ている魔法学校の服、

 内在する魔力量、仕草、状況、一つをとっても判断しやすいよ。

なんでこんな場所にいるのか、聞かせてもらっても良いかな?」

余計なことだとは思いつつも聞いてみる。

「……答える義理は無いわ!」

そうか、まぁ、そりゃそうか

「そうか、悪かったね聞いてしまって、

 ああ、安心していいよ君たちのことは誰にも話さないし、

 これ以上詮索もしない、それじゃ」

飛行魔法を起動して一気に上空へと

舞い上がる

「!?飛行魔法!」

…メイドさん、アメリさんには見せてなかったかな?

「さようなら、魔獣に気をつけてくださいね?」

ーー加速開始!

一気にこの中域を離脱するべく、

先刻とは比べ物にならないほどの速度を

あげる、さぁ王都に向けて最後の飛行だ!



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


シロが去った後で

「…あの男は一体なんだったの?」

首を傾げて不思議がる。飛行魔法に加えてあの格闘戦能力。

「でも…助けてくれました…」

そう、怪しい奴だが悪い奴ではない。

「…警戒はしておきましょう」

しかし3人の警戒は解けることは無かった。

「すぐさま王都に帰還するわ!このことを父上に知らせなくては!

3級の魔獣が現れた事をね!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ