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-Cw-  作者: 豊橋 朱雀
1/1

プロローグ

これはクール&キュート系-Cw-のステージと裏の物語。

「一丁前に緊張してんのか、知音」

鏡の前で深呼吸をしていた男ーー知音に長いウェーブのかかった髪をかきあげた男ーー和音は話しかけた。

「当たり前じゃねえか…。あの2グループと戦えるんだ…!」

知音は汗を浮かべながらニッと笑う。

和音は近くに置いてあったペットボトルのキャップを開ける。水を少し口に含み、すぐに飲み込む。

「兄貴だって緊張してるじゃねえか」

知音が和音の手を指差す。ペットボトルを持っている和音の手が小刻みに震えていた。

「ち、ちがっ…!!これは!武者震いってやつだ!」

和音が顔を真っ赤にして否定する。知音はその姿にふふっと笑った。

「と、とにかく!」

和音がもう1度ペットボトルの水を口に含む。

「?」

知音が頭にハテナマークを浮かべる。

和音は水を飲み込んだ。

「やることはいつもと同じだ。精一杯、オレ達の音を届ける」

和音が知音に握りしめた拳を差し出す。

「…!」

知音がこくんと頷いた。

「あぁ!音は世界を平和にする!」

知音がニッと笑って、和音の拳に自分の拳を当てた。

「-Cw-のお2人、もうそろそろ出番です!」

呼びに来た女性が2人を見て力強く頷いた。

「ほんじゃ行きますかね」

和音が手を緩め、知音の手首を掴んだ。

「俺たちの音を」

知音がニッと笑って和音を見た。

和音が知音を見て笑う。

「世界に、宇宙に」

和音と知音が地面を蹴った。

「「届ける!!」」


-Cw-【プロローグ・終】

どうも!豊橋朱雀です!前作-Au-に引き続き今度はクールとキュートを兼ね備えた-Cw-の物語です!

残る1グループの物語のプロローグもお楽しみに!!

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