表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
君の隣には僕がいる  作者: 番茶
2/38

第1話 私たちの話












まず私たちの話をしよう。












私はソフィア・コンドル。仲良し四人組の中ではソフィと呼ばれている。胸のあたりまで伸びた茶色の髪は少し赤みを帯びている。容姿中身ともに中の上。発育に関してはまだ発展途上だと信じたい…。




次に私の…一応婚約者。アレックス・レイヴン。一応とつけたのは追々説明するとして、呼び名はそのままアレックス。日に当たれば目を細めてしまう程輝かしい金色の髪。目は青くいつも見守るように涼しげに微笑んではそこらへんのお嬢様勢を魅了してやまない。ロイヤルな雰囲気と色気は年々増しており、また誰にでも分け隔てなく優しい彼は見た目も学院での成績も常にトップクラスで王族からの期待も大きいともっぱらの話である。そう、つまり彼は上の上、どころではなく特上だ。




そして一番古い付き合いの親友エディ・キングフィッシャー。黒髪短髪の切れ長の目でまた私たち以外にはあまり進んで喋りかけることはない無愛想な男である。しかし、彼は兄弟が多いためかとても面倒見が良い。幼いころのモタモタしがちな私をじっと待っていてくれるくらいには良い奴だ。エディもエディでそこそこモテるのだが彼も私と同じ。総合的に見れば中の上である。



最後にカレン・アイビス。彼女はアレックスと同じように美しい金の髪、彼よりは少し薄い青い目の持ち主で、本人曰く「特別なにもしてないわ」らしいのだが腰に達しそうな髪はどんなご令嬢も敵わないほど艶やかで美しい。髪があれだけ長くて艶やかなのには何か秘密があるのだと個人的には思っているが未だにわからない。ちなみに彼女はエディの婚約者である。学院での成績はトップクラス。容姿は今までのくだりでわかっていただけたとは思うが、言うまでもなくダントツで美しいし可愛い。(決して身内の贔屓目などではない)つまりカレンも特上。






私たちの家柄は公爵。土地云々より貢献度が重視される国なのでみんなの屋敷もそんなに離れておらず、頻繁に行われていた婦人会のお茶会で会っており、学院に入るより以前の幼い頃から仲良し四人組だった。今は全員15歳。同じ学院で日々勉学に励んでいる。



ちなみにエディと私に関しては親同士も幼馴染なので赤子の頃から一緒。腐れ縁も良いところだ…。



四人組があまりにも仲が良いため私たちは学院に入る寸前で(親同士の口約束ではあるが)私とアレックス、エディとカレンの組み合わせで未発表の婚約者となった。




この時は本当に浮かれていたと思う。何より密かに恋心を抱いていたアレックスと晴れて将来が仮とは言え約束されたのだから!












まぁ、そんな浮かれ具合も10歳の時には打ち砕かれましたけどね…。










評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ