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第五話 更なる進化へ、イザナギモード発動

東南海は超覚醒させた武器をエイリアンジェット機に向かって発射した。


巨大なバズーカ砲で、4発の弾を連続で打つことができる。


4機のエイリアンジェット機が墜落した。


「何という数だ。米軍も要請しなくては。」


上松は大統領にこう言った。


「此処で米軍を出しても、人間の技術では彼等を倒すことができない。それに地球上にいる生命体は守らなければならない私たちの義務の身にもなってくださいませんか。」


「分かった。だがこれだけの人数で大丈夫か。」


「後に援軍が来ます。」


善峰寺は湯漕谷、東南海と共に行動をしていた。


「こいつ等、多すぎるきりがない。」


「ちょこまかとしやがって!」


「こうなれば、奥の手だ!」


東南海は右拳を地面にたたきつけた。


地震はまるでSOS信号のようであった。


「これで援軍を呼べます。」


「俺もこうしちゃいられないな。」


エイリアンジェットの数がますます増えていき、東京は混乱状態になっていた。


上松が絶望を感じ取った時・・・


山辺と島ヶ原、宇治川、南海、宮城県沖、釧路沖、五日市、由布院、宮古島、鋸崎沖、

長浜沖、竹原、下郷が加勢した。


「「「「「「「「「「「「超覚醒!」」」」」」」」」」」」」


それぞれが様々な武器を持って立ち向かった。


しかし、敵の数もどんどん増えていきもはや打つ手がなくなっているかのように思えた。


「このままでは、勝てない。」


上松は次第に弱音を吐きだした。


東南海は、最大の手段を使うことにした。


「イザナギモード!」


バズーカ砲が強化され、一度6発分の球を15連発打てるようになった。


「くたばれっ!エイリアンどもっ!」


東南海は後ろにエイリアンがいたことに気がつかなかった。


それから数分後、活断層は体がぼろぼろになっていた。


「くそっ!」


「なんていう数だ。」


上松は額から出ている血を見ていた。


「くっ、溶岩が出ているのか。」


上松は、エイリアン6体に囲まれていた。


「邪魔だー消えろー!」


拳に円陣をだして、M6.5クラスの力でエイリアンを殴り飛ばした。


エイリアンは内臓が破壊され死んだ。


宮城県沖は大統領を見ていた。


「まさか!大統領―!」


エイリアンを斬り殺しながら宮城県沖は地面に倒れ込んでいる大統領を見た。


「守れなかった。そんな・・・」


大統領は額を撃ち抜かれて、左腕の一部が消失、右足が吹っ飛んでおり、息がなく死んでいた。


宮城県沖は涙を流していた。


「私達は、無理だったんだ護衛なんて。」


東南海と南海は、怒りに身をまかせながらエイリアンの体を粉々になるまで殺して行った。


「大統領の仇だー!死ねぇぇぇ!」


他のみんなも悲しみに暮れながら死闘を繰り広げた。


東京にいる者たちもエイリアンの犠牲になり始めた。


「これ以上殺させるわけにはいかない。イザナギモード!」


五日市は、前後に鋭い刃がついた槍をもった。


「日本創世の神の力、存分に味わえーーーー!」


五日市は涙を飛ばしながらエイリアンを殺しまくった。


エイリアンは、10歳の子供の腹を切り裂いた時、鋸崎沖は怒りと悲しみでイザナギモードを発動させた。


「地球上の生き物を殺す奴は、私が許さない。此処で死んで償うのなら、それでいいの。反省の意図がないのなら、バラバラにしてやる!」


鋸と鉈と鍬が合体した武器でエイリアンの頭部を破壊した。


宮城県沖はエイリアン達に囲まれてしまった。


「もういや、地球に住む生命達が死ぬ姿なんて。」


宮城県沖は持っている剣をイザナギモードで強化した。


「私は、この星のみんなの笑顔を見て生きていた。それを時には自ら奪ってしまったりもしていた。その贖罪の気持ちは大きい。でも、貴方達のやっていることは無差別に殺すこと。私達とは違い反省の気持ちなんてない。だからこの星から出て行って!お願いだからっ!」


エイリアンはそんなことおかまないなしで宮城県沖に襲いかかった。


宮城県沖は巨大化した剣で、エイリアン達を大量虐殺した。


そして、戦いが終わった。


宮城県沖達は、大統領以下32名の人間と44羽のハト、17匹の犬、6匹の猫、66羽のカラスの死体に手を合わせた。


「守れなくてごめんなさい。言い訳なんてしなくてもいい。しただけでも辛くて・・・」


宮城県沖は泣きだした。


南海は宮城県沖に涙目になりながら言った。


「言い訳してもいいと思うよ。辛い気持ちは開放すればため込むより楽だからさ。宮城県沖のせいでもないよ。僕たちが想定外の人数で来たエイリアンを殺すのに時間がかかったんだ。」


南海は左目から涙がこぼれ出た。


それを宮城県沖が右の小指で拭いてあげた。


「南海まで、泣いたらダメじゃない。あなたが泣いたら私まで・・・」


「ごめんね・・・宮城県沖・・・」


宮城県沖は大統領を抱きしめて思いっきり泣いた。


東南海たちももらい泣きをしていた。


活断層達はこの失敗と教訓を胸に新たに対策を打ち出すことを考え始めた。


宮城県沖は大統領の持っていたペンダントを手に握っていた。


「私は、地球を守るためなら死も覚悟できた。」


次回宣告


エイリアンの侵攻は次第に明らかになり、そのエイリアンの正体がついに明らかになった。


第六話 シウムエクームの行動観察。

活断層の守り抜く世界が見えてくる。

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