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第三話 変ないたずら

横須賀断層は、鼠に変身していた。


彼等活断層は、人間たちに自分たちの正体がばれない様にしている。


人間になったり、時にはぬいぐるみのようなかわいらしいケモノに変身することができる。


「ふぁぁぁぁ~暇だな・・・三田洞の奴、ジュース買ってくるとか言ってどっか行っちまったし帰ってきたらちょっといじめてやろうかな。」


東南海が横須賀の目を隠した。


「誰だ?」


「東南海だろ!」


「ちっ、ばれたか。」


「バレバレだよ。お前人間の姿でいるのちょっときついと思わないのか。」


「俺は、ケモノの姿しても可愛さのない生き物だよ!」


人吉と棚倉が、猫の姿でやってきた。


「横須賀さん、鼠に変身できるんだ。」


「あれ?知らなかった・・・」


東南海が横須賀に言った。


「鼠は猫に襲われるんだぞ。」


なぜか、東南海に爪を突きたてる人吉。


「なっ、何だよ!」


「人聞きの悪いことを言うんじゃねぇゴリラ!」


棚倉はあわてて人吉に言った。


「人吉さん、女性っぽくないです今のは。」


「えへっ、つい癖で。」


てへぺろとした表情をした人吉。


東南海はとてつもなく落ち込んでいた。


「どうせ、俺はケモノに変身してもゴリラですよ。それにM8.1も起こす悪魔ですよ。」


「いじけちゃった・・・」


横須賀は、棚倉達に伺った。


「三田洞、どこ行ったか知ってる?」


「私、三田洞が逃走しているの目撃してた。」


「へっ・・・!」


「あいつ、あんたがいないとこで他の活断層達に悪戯を仕込むんだよ。」


「私は人間に変身している時なんかスカートめくりされたし。」


「三田洞!」


イライラ感が出ている横須賀。


「東南海の慰め頼んだ!」「えっ」「ちょ」「行って阻止してくる!」


横須賀はダッシュしてその場を去って行った。


「もー!これだから男の断層ってよくわかんないんだから。」


「確かにね。」


三田洞は、山形沖の断層の能力で両手両足を縛られていた。


「俺の顔に肉って書いたな!」


「俺知らないよーん!」


「とぼけるなっ!」


後から、折爪、田沢湖東方、円田坪沼、米沢、井戸沢、深谷、関田峠、善光寺、芝川、呉羽山、火打、金津、山田、宇治川、五月山、伊丹、東浦、北淡、紀伊水道、岡村、岩坪、上浦、大竹、神田岬、府内、野稲岳、玄海島、大内、淡河、門前沖、ゲンタツ瀬西、迫田生雲、日向灘がやってきた。


「さぁーて、どうやっていたぶるか。」


「ひぃ、これだけの数どうすれば。」


横須賀があとからやってきた。


三田洞は、横須賀も怒りマーク全開でやって来ていていたのか青ざめていた。


「てめぇー逃げるんじゃねぇ!」


横須賀の右拳が三田洞の腹に直撃。


「がはっ、体内で地震が発生したぞ・・・」


三田洞はそのまま気絶した。


他の活断層達はそのまま解散した。


「全く、悪戯にもほどがあるぜ!」


「そうですよ。」


「仕方ない、気分を変えるためにラーメン屋さんでも寄るか。」


次回宣告

突如、大統領のSP達が宇宙ウィルスに感染し動けなくなってしまった。活断層達は大統領のSPの代理として任命された。果たして護衛できるのか?


第四話 護衛の魂が燃え盛る時。

活断層の守り抜く世界が見えてくる。

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