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file4 それぞれの作業

いや〜><読み返しているとなかなか・・・

近いうちに改訂させていただきます。


愛美side


もじもじ


私たちは今、3人で向かいあって朝ごはんを食べています。

昨夜の話が気になってあまり眠れませんでしたので正直つらいです。。。


もじもじ


あまり考えすぎてもアレですし、何やら訳ありの話なようなので私は聞かなかったことにしました。

そう!こういうのは忘れるのがイチバンなんです!

こういうのは得意です!友人には便利な頭だとよく突かれました。

さぁ!今日も元気に行きますよ!!!


もじもじ


「愛美?なにをさっきからもじもじしてるの?」

突然話を振られドキっとしてしまいました。

「いえ、なんでもないんですぅ〜」


もじもじ


「なんだか、あからさまにあやしいわね・・・」

「ああ、あやしいな・・・」

2人に怪しまれてしまいました。


もじもじ







一貴side


「それじゃ、今日は食材・生活用品の確保をします!」

「了解です隊長!」

サバイバル生活2日目、僕たちはヤシの実ジュースとバナナで朝食を済ました後、今日のスケジュールなどを話しあった。

一姫がさすがのしきりをみせ、稲葉が下士官よろしく敬礼をする。どうやら昨日だけで3人の中で一姫はリーダーとしてのポジションを確立したらしい・・・正直、嫌な予感しかしないが。

あと稲葉〜!了解ですとかいいながら何も考えてなくノリで返事しただろう・・・

「おにぃ!返事!」

「へーい」

僕のテキトーな相槌に片眉をあげるが、スルーしたところに稲葉が手をあげる。

「隊長!私、焼き魚が食べたいでありますです!」

「全てはおにぃ次第よ!まぁ大丈夫だろうけど」

「楽しみであります」

「ふふふ、副隊長は食いしんぼさんね」


そんなこんなで一姫が本日の作戦もといスケジュールを伝えた。まず僕が泳いで墜落した飛行機に行って生活用品なり生きている機内保存食などを取りに行き、その後、またも僕が魚などを取りに海に潜り、その後またまた僕が火を起こし、調理するというモノだった。女性人は何やら2人で何やらやることがあるらしいとのことで別行動・・・。

ん?なんでそんな無茶な役を反論せずに引き受けたかって?

決まってるだろう。稲葉に『ホント頼りになります!惚れちゃいそうです』なんてキラキラした目を向けられたら断れないだろ?

子供の夢は壊しちゃ駄目なんだぜ全国のサンタクロースさん!

「おにぃ!何をひとりでぶつぶつ喋ってるのよ気持ち悪い!さっさと動いてよ!日がくれちゃうじゃない!」

独り言(?)すら許されない一貴であった。




そんなコメディーな午前会議とは裏腹に実際の現状は地獄のようであった。

浜辺から飛行機まで10キロほど、浜辺からは見えなかったが墜落した飛行機の周囲には乗客が着ていたであろう焼け焦げた衣服にソファー、さらには水死体・・・などがプカプカ浮いていた。その情景は空想の中の地獄なんかよりずっとリアルでナマナマしいものだった。

「ぷはぁ、若い子達の死体ってなんだか悲しいな」

僕はあまり視界にいれないよう心掛けた。稲葉にはとても見せれたもんじゃないなと思いながら水中へ潜る。

ジャンボ飛行機は羽部分以外が沈没しており、お目当てのキャビン部は海の中。

機内はさらに悲惨なありさまっだった・・・。

僕はあらゆる感情を停止させキャビン内を泳ぎ回る。

人生これからって時に・・・

でも思ってたより死体の数が少ない気がする・・・

案外、僕たちみたいに生きてる人多いかもしれないな・・・


そんな事を思いながら比較的大きめなリュックに食器・ライター・衣服などの生活用品を乱暴に詰めては、機内の隅の空気が残っている部分で呼吸するのを繰り返した。残念ながら機内食は海水にやられていたので諦めたが、幸いにも米があったのは幸運だった。30分程そんなことを繰り返すとリュックがパンパンになったので浜辺に戻ることにした。


「ちょ!重!浜辺遠いなおい!米jかぶぐはdにお@だ・・・」

ただ、リュックに色々詰め過ぎたせいで帰りの遠泳は何度か溺れかけた・・・。





ぜぇぜぇと久しぶりに子供の運動会で走った中年男性みたいな呼吸をしながら浜辺に戻ると2人の姿が見当たらない。

「おいおいこんなに頑張って出迎えなしかよ・・・」

まさに会社帰りのお父さんみたいな発言。

ふてくされそうになりながらも集めた品をリュックから取り出し、その中から客室乗務員室から拝借した包丁を長い木棒の先端にくくりつけ、小学生でも作れるような簡素な銛を作った。


「お魚とるどーーーー!!!」

とりあえずポーズをとってみる。


恥ずかしくなってのろのろと海のほうへ・・・


このように与えられた仕事を忠実にこなすようになったのは全て愛してやまない妹による調教の成果だということを彼は認識もしていないまま健気に疲れた体に鞭を打つように再度海へ潜っていった。




一姫&愛美side




兄が海で溺れかかっているその頃2人は・・・


「愛美、ソコもう少し低いわ!それじゃ外から丸見えよ」

「もう少し低いってどういうことですか!??」

「もう!もうちょい高くってことよ」

「こんな感じですかね?」

「うん、いい感じ、あとはこの大きな葉をかぶせて」

「おおー!これはなかなかですね!」

「愛美、お先にどうぞ」

「私からですか?ちょっと恥ずかしいですよー」

「「ふふふ」」

2人は昨日寝た浜辺から少し離れた森の入り口部分で何やら怪しい作業をしていた・・・





狩りじゃね〜〜〜!ぜんぜん狩ってね〜〜〜!すいませんすいません!罰として作者クーラー1日使用禁止処分です!許してください><今回はお察しの通り前半部です。

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