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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約4年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

極運カタストロフィー~異世界を運だけで生きていくから見てて~

作者:井口 瑛
羽柴太郎 享年17歳

この男はとにかく運が悪かった。

どのくらい悪かったかというと、それこそ日本中すべての不運を肩代わりしているのではないかと思えるほど不運だったのだ。

肩に鳥の糞が落ちたり小指をタンスの角にぶつけるのは日常茶飯事。

車やバイクに轢かれて大怪我するのも珍しいことでもない。

そんな彼の最後は凄まじいものだった。

期末テストの解答欄がすべて一行ずつずれて0点だったことに悲観しながら歩いていると、前から走ってきた車が前日の雨で溜まっていた泥水を撥ねて、それを避けようとしたが全身に浴び、よろめいて側溝に足がはまってすぐに抜け出そうとしたが、向う脛を側溝のコンクリートにぶつけて、片足で跳ねていると泥に足を滑らせて頭から落ち、地面のコンクリートにぶつけて絶命したのだ。

遠のく意識の中で彼は切に願った・・・来世はどうか幸運な人生が送れますようにとーー
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