まずはさいしょのはなし
俺は、小鳥遊たくま
たった今、死んだ。
というのも・・・
おれはいま近くのコンビニにエナジードリンク買いに行ったところ、レジで『運悪く』電子マネーアプリがメンテナンス中で、『運悪く』財布を持ってきておらず店員さんに謝り急いで帰る途中、今日最大に『運悪く』居眠り運転のダンプカーにミンチにされる寸前を『運悪く』絶賛感じているのだ。
「さようなら、おれ」
「ぁ・・・・・・・・・か?」
「・・・・じょう・・・か?」
「・・だい・ょうぶ・・か?」
「んぁ?」なんか聞こえる・・・あれ?さっきミンチになるクダリをいかにおれが不幸であるかを丁寧にリポートしたはずなのに。
「もう!だから!ソフィーが、大丈夫ですかーって聞いてるんですよ!まったくもう!」
「クヒッ ほ、ほっとけよ。そ、、そんなやつ」
「ダメですよブラン。私と彼女は神に仕える神官なのです。こうして倒れているお方をほっておいていいはずがありません。」
「ヒヒッ ロ、ロイスが言うならしかたない・・・」
なにやら頭の上で騒いでいる声が聞こえる。
そう!頭の上で!
がばっ!
「あれ?なにこれ?」生きてる?てか、ここどこ?
たくさんの疑問が頭をよぎる。パンクしそうだ。
「落ち着いてください。外傷は見当たりませんでしたが、一応ソフィーの回復魔法でどこもいたくないはずです。」とピンクの髪にそれは豊かな乳房を持ったこの世のものとは思えないおっぱい娘が目に飛び込んできた。
「そうですね。こんなところでお昼寝ですか?あぶないですよ。」と続けるいかにも神官の男に、
「ケケッ し、死にたがりの ま、まぬけだろ ほ、ほっとけよ」とどもった喋りをする目つきの悪い男もいた。
なにやら、そうだんしているようだが
「ここはどこ?」と話を切るすると神官男が、
「どこ?どことは?ビスカル王国の領地、マリノ街ですが?」「ここは、冒険者にとっての始まりのまちでありry...」
まりのがい?びすうんたら王国?まっっっっったく聞いたことねぇ!
でも、わかった!これは完全に異世界転生モノだ!
「よし!よくわからんがあんたたち冒険者なんだろ?」
「「いちおう・・・」」
「なーら話は早い!おれもパーティーに入れてくれ!」
こうしておれは異世界転生モノと感ずいた瞬間、半ば無理やりそれでも確実な第一歩をふみだした。
???「フンッちょうどいいこいつをつかってやるか」
不穏な空気を漂わせながら
つづく