あー、久しぶりだな。
──これは一体、どういう状況だ?──
俺はいつも通りに会社から帰宅して家に着いた。
そしてリビングに行って夕飯を作ろうとした。
そして扉を開けたら、足の裏から嫌な感触を感じた。
恐る恐るしたを見てみると、死体が転がっていた。
そのまま動揺してると、誰もいないはずのリビングの奥から声が聞こえてくる。しかも、その声はひとつではない。
これは一体、どういう状況だ?
「ゆっ!おいくそにんげん!なにひとのゆっくりぷれいすにはいってるのぜ!?」
、、、、、あー。
俺の頭ですべてが繋がった。
つまり、俺が家を留守にしている間にこいつらが入ってきて、
好き勝手に遊んでたと。
そんでもって?じゃあこの死体かと思ったのは、
リビングの明かりをつけ全体を確認する。
俺の足元にあったのは死にかけのゆっくりれいむだった。
俺が踏んだだけとは思えない傷が点々とある。
「ゆゆゆ!?まさかまりささまのどれいをふんだのぜ?」
どうやら足元のこれはあれの奴隷らしいな。
リビングを見回すと、喋ってるゆっくりまりさ一個と
ぱちゅ、ありす、れいむ、その赤ゆ共。
これは下手な群れ程はいる。
そこら辺の群れが入ってきたのだろう。
さて、まりさの奴隷だとかいうこいつを俺は踏んだ訳だが、どんな言葉が帰ってくるのやら。
しかし、この様子だと全員殺れるから楽だな。
無駄に逃げられたりでもしたら面倒だ。
「ゆっひゃひゃひゃひゃひゃ!」
、、、、、、、、、、え?
どんな言葉が帰ってくるのか、アホみたいな意見を出すのだろう、適当に流して殺ろうと考えていたが、
一瞬にして思考がフリーズした。
待て、こいつはあいつの奴隷だろ?
つまりそれに激怒して俺を奴隷にと買って話なのでは、
「どれいがどれいをふんでるのぜぇぇ!わらえるのぜぇ!ゆっひゃひゃひゃひゃひゃ!」
どうやら、既に俺は奴隷らしい。
にしても、
「おい、そこの饅頭共。ココは俺の家だ。」
取り敢えず事実を告げておいた。
しかしまぁ、ろくな返答が帰ってくる訳もなく、
「むきゅ、なにをいってるのかしら?ここはぱちぇたちのゆっくりぷれいすよ?にんげんさんはばかなのね」
まぁ、分かりきっていた。
ゆっくりが初めて発見されてから早数年。
当時高校生であった俺を狂わせるほど楽しませてくれたこいつら。しかし今は姿を現すことは少なく、
こういった奴らは珍しいのかもしれない。
いいだろう、高校時代、饅頭の鬼と呼ばれた俺が、
貴様等を地獄など生ぬるい絶望へ導いてやる!
続きます。
暗殺勇者は暫しお待ちを。