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とある人に捧げる百篇の詩  作者: 橋本洋一


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古い世界から新しい世界へ

古い世界から新しい世界へ

僕らの常識が変わる変わる

愛着という縛りから

一新された解放へと


古い世界は壊れたわけじゃない

欠けてしまったわけでもない

みんなが望んだわけでもない

ただ未知を求めたいからだった


ようこそ新しい世界へ

貴女は微笑みながら僕を迎える

きっと楽しい世界だよ

そう言う貴女は笑顔だった


僕は呟いた

本当に良かったのかな

その一言が貴女を傷つける

とてもとても傷つける


その表情は胸を打った

そんなつもりはなかったのに

僕は決意を固める

新しい世界では泣かせないと

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