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病室

貴女は物憂げに窓を見つめる

病室の外のポプラの木

ひらひらと葉が落ちる

それと同時に心が沈み往く


見舞いに行くと

必ず貴女は外を見る

鳥かごの中の小鳥

そう自虐していたね


貴女を救いたかった

貴女を助けたかった

だけどそれも叶わない

貴女は居なくなってしまった


僕も消えてしまいたい

貴女の居ない世界なんて

一秒たりとも居たくない

心が淋しくなるから


突き立てられたナイフ

僕は受け入れようとした

だけど貴女がこう言うんだ

生きてほしいからって

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