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とある人に捧げる百篇の詩  作者: 橋本洋一


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登山

山を登ろう

去ってしまった貴女に

少しでも近づく為に

僕は天に届く山へ登る


山を登ろう

逝ってしまった貴女に

ちょっとでも近づく為に

僕は彼岸に近い山へ登る


ああ、貴女は残酷だ

僕にこんなことをさせるのだろう

ああ、貴女は冷酷だ

僕にこんな仕打ちをするのだろう


諦めたい

だけど僕は登る

やめてしまいたい

けれど僕は登る


貴女に会えないのは淋しい

貴女に会おうとして苦しい

どうすればいいのだろう

僕は辛くてたまらないよ


僕は山に登る

貴女に会いたいから

僕は山に登る

貴女を愛しているから

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