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宝石
貴女が流す血はルビーのよう
てらてらと照らされて
雫が光に反射して
一滴一滴がとても美しい
貴女が流す涙はサファイアのよう
きらきらと煌いていて
雫が光を吸収して
一滴一滴がとても悲しい
ああ、なんて綺麗なんだろう
そう想うことしかできない
ああ、なんて美麗なんだろう
そう感じることしかできない
手を触れることすらできない
その高貴さに圧倒される
手を握ることすらできない
その希少さに絶句する
貴女はダイアモンド
硬くて脆い人でした
そしてオンリーワンの
輝きを持っていました
