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とある人に捧げる百篇の詩  作者: 橋本洋一


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写し鏡

どうして嘘を吐くの?

彼女はそう言って笑う

嘘なんて吐いてないよ

僕は誤魔化して笑った


どうして隠したりするの?

彼女はそう言って笑う

隠してなんてないよ

僕は繕って笑った


彼女は僕の嘘を見抜く

簡単に見抜いてしまう

僕の心は見透かされて

彼女に対して赤裸々さ


どうして嘘が分かるの?

僕はそう言って泣いた

分かるに決まっているじゃない

彼女もそう言って泣いた


彼女にとって僕は鏡さ

真実以外は写さない

僕にとって彼女は鏡さ

幻想なんて写さない

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