大元帥、ハルノートにNO!を突き付ける!!
東郷じゃっど。
おいどんは今、北米に渡米しておりもす。
もちろん新鋭戦艦大和、武蔵を連れてね!
サンフランシスコ軍港に入港するとアメの兵が煩い。
さて遥々アメリカまで来たのは・・・ハルノートとか言うフザケタ通牒にNOを言う為です。
並みの外務省職員では言えないと言うので、おいどんが渡米した次第でごわす。
おいどんが渡米すると・・・。
伝説のアドミラルトーゴーが渡米!!と大騒ぎ。
軍港からは持ち込んだトヨダの新車セダン、クラウンで護衛のホンダサイドカーを従えワシントンへと。
ワシントンのホワイトハウスでは大統領とハルとか言う小僧がおいどんを出迎える。
「遠路遥々と御苦労様でした。アドミラルトーゴー閣下。」
「ウム、出迎え感謝する。まあ時間も勿体ないので早速会談に入ろう。」
護衛の兵や外務省職員を後ろに立たせ、出された通牒を読む。
>東郷は渡英経験あるので英語も堪能です。
ハル・ノート
第一項「政策に関する相互宣言案」
一切ノ国家ノ領土保全及主権ノ不可侵原則
他ノ諸国ノ国内問題ニ対スル不関与ノ原則
通商上ノ機会及待遇ノ平等ヲ含ム平等原則
紛争ノ防止及平和的解決並ニ平和的方法及手続ニ依ル国際情勢改善ノ為メ国際協力及国際調停尊據ノ原則
(略)
第二項「合衆国政府及日本国政府の採るべき措置」
イギリス・中国・日本・オランダ・ソ連・タイ・アメリカ間の多辺的不可侵条約の提案
英国または諸国の中国大陸における海外租界と関連権益を含む1901年北京議定書に関する治外法権の放棄について諸国の合意を得るための両国の努力
最恵国待遇を基礎とする通商条約再締結のための交渉の開始
アメリカによる日本資産の凍結を解除、日本によるアメリカ資産の凍結を解除
円ドル為替レート安定に関する協定締結と通貨基金の設立
日米が第三国との間に締結した如何なる協定も、太平洋地域における平和維持に反するものと解釈しないことへの同意(三国同盟の事実上の空文化)
本協定内容の両国による推進
艦隊の削減を求む。。
「何じゃ??こいは!!」
他の条項はともかく艦隊の削減は飲めない。
陸軍の大幅削減で満州も中国も朝鮮半島利権も全て捨てた。
国土防衛に徹し、現状維持が日本の飲める限界。
艦隊削減は日本に死ね!!自殺せい!!と言うに等しい。
「貴様等は東洋のサルとか言って我が国を舐めてるからこげんフザケタ事を言えるのじゃろう。
良かろう、開戦すると言えば良いのじゃな?」
「ア・・・アドミラルトーゴー・・そこまでは・・。」
敵はオイの怒声にビビっておる。
だがオイは黙って殺される人間では無い。
準備は万端に整えてこの場に来てるのだわ。
「開戦する気も無いのに、こげなフザケタ通牒をオイに出すとは・・。
戦争するのか?YESかNOかはっきりせい!!」
さすがにNOは言えず・・・。
「Y・・・YES。」
「ヨシ、分かった。まず我が同胞は全員祖国に連れ帰る。残しておくとロクな目に合わんからのぉ。
開戦は1942年、4月1日。午前0時を持って戦闘開始とする。
以後はお互いに死力を尽くして戦闘を始める。
そいで良かどが??」
敵さんは真っ青な顔でイエスと答え、我等はホワイトハウスを引き揚げ会館前の記者に告げる。
「東郷平八郎じゃっど。来年4月1日、午前0時を持ってアメリカと日本は開戦とする。
理由は理不尽なハルノート通牒に対する日本の回答である。
奴隷以下に成り下がれと言うに等しい通牒には我が国は従えぬ。
だが我が国は野蛮な国家では無い。
来年4月までは渡米国民を祖国に連れ帰り、在日本大使なども帰国。
アメリカ側の大使や国民も全員帰国をさせもす。
その間には弾一発と言えども発射させもはん。
アメリカさんもお願いしもんで。」
ただし撃ったらSFは火の海にするぞ!!と脅すのも忘れない。
SF軍港のヤマトバトルシップは脅しには最高の軍艦なのだ。
ハルノートはWikiから拾って改言しました。
外務省職員では負けるのでアドミラルトーゴーに出陣して貰い、通牒にNOを言って貰います。




