大元帥怒る!!
東郷は海軍の堕落に怒ってた。
「貴様等!!!日本を潰す気か!!!」
霞が関の海軍省で各艦隊司令、並びに重鎮を呼びつけ怒髪天で怒鳴りまくってた。
海軍で東郷に意見出来る人間は皆無。
山本五十六も彼から見れば小童同然。
軍艦を作るのは良い。
だが無線や電探を軽視し、空母は装甲も皆無。
大和型戦艦は27ノットしか出ない鈍足。
「予算はオイドンが出す。まずは既存の艦の速力、装甲を上げろ。
長門型は機関を総取り換えを行い、32ノット出る様にせい!!
空母は指揮所と電探を装備。
艦隊は電探と無電の更新。
駆逐艦は電探で潜水艦刈りの特訓。
ヘッジホッグを装備し今すぐ訓練開始。
兵士の虐めは全軍で禁止しろ!!精神注入棒は捨てろ!!!」
霞が関から発した東郷の怒声は海軍すべてに行き渡り、その夜から各艦で泣いてた二等兵や
三等兵の悲鳴はピタリと止まった。
各海軍工廠では東郷資金で既存の艦の大改造に入る。
東郷は横須賀基地を訪れ、新鋭機の開発も示唆する。
「三菱、並びに中島の皆さん、おいどんが東郷でごわす。
まずはこの金塊をお渡しします。」
そう言うと東郷は純金の金塊10tを彼等に渡す。
どれだけの資金になるかは想像も出来ないが、どんな新鋭機でも開発可能となるだろう。
そして・・・。
「これが今から10年以内に予想される新鋭機の設計図でごわす。
これをそのままでも良いが、貴殿等には3年以内にこの機を超える新鋭機を開発して貰いたい。
プロペラ機はそう長い寿命は無いので、新鋭機が出たら次は噴射式戦闘機でごわす。」
東郷はジェット機の設計図も手渡し、まずは究極のプロペラ機を開発させた。
東郷は全海軍を歩き回り、数年後に始まる第二次大戦を見据えた準備に急ぐ。
日本光学では照準器の開発を急がさせ、若き技師、井深 大には松下幸之助と組ませ、
電探や無線機、家庭用トランジスタラジオの開発を指示。
もちろん資金を潤沢に与える。
陸軍には陛下を通じ、重戦車を開発させ豊田自動車にトラックの開発。
輜重兵の招集禁止を願う。>陛下には20tの金塊を渡す。
開戦までの残り時間は少ない。
資金チート勃発です。




