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宇宙飛行士になりたくて

作者: 騒が椎名

あまりにも短編すぎますが暖かい目で見て下さい。

ありきたりかもしれませんが…。


これから少しずつ学業と並行して頑張りたいと思います。何書くかは定まってないですが…。

僕の夢は宇宙飛行士です。

その言葉を聞いた瞬間俺の顔から笑顔が消えた。

小学3年生の息子、優太は授業参観で大きな声でそう発表した。


優太君は何でそれになりたいのかな?

担任の先生が少し引きつった笑顔でそう問いかける。

「この前読んだ宇○兄弟みたいに月に行ってみたいと思ったからです!」

優太は笑顔で答えた。


他の生徒が宇宙飛行士って何!?と興味を持ち優太に問いかける。保護者の視線が俺に突き刺さる。隠していたはずの俺のコレクションをいつの間にか勝手に読んだようだ。子供達にあの事を隠し通すと法律で決まった日から、宇宙飛行士という単語はこの星においてご法度なのに。


「月って何!?!?」

他の生徒が畳み掛ける。

「この星の周りを回っている星のこと!」

無邪気に優太が答えるそんな物存在しないのに。


「月ってあの黒い星のこと?」

他の生徒が指を指す。

そう。10年前に帰還した宇宙飛行士達によってもたらされた未知の物質によって汚染され黒くなった惑星に向けて…。



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