後悔
掲載日:2023/12/01
呪われたる魔の手に包まれるのは
暗黒世界の住人たち
その住人の中の一人に俺が入るなんて
全く思いもよらなかった
俺は善人だと思っていた
どこからどうとらえても善人であると
しかしそれは思い過ごしであり
他人からは煙たがれていたのだとしたら絶無。
気づいたら暗黒世界に引き摺り込まれていた
どうしたらいいだろう
少なくとも俺は悪い事をしたように思えない
この角度からしかものを捉えられないのが
既に間違っているなんて事にでもなれば
俺の存在そのものが否定されることになる
今まで生きてきた佐藤直彦という歴史が
足元から愕然に崩れ落ちるように
跡形もなく徳に包まれた功績など無いことになる
俺は祈った
神様助けてくれ。
俺は何も悪い事をしてないような気がするけど
それがどうなのか真実は分からない
光が見えた
神様のお出ましかと思ったら
太陽が地平線から昇るところであった。




