偏屈な僕と素直な私
僕はいつも素直な君が嫌い。
私はいつも偏屈な君が好き。
僕と君は反対過ぎて、僕は違いを見つけて嫌になる。
私と貴方は反対だから、違うところに惹かれるの。
僕は君が嫌いだから、僕は僕を守ろうとするんだよ?
私は君が好きだから、君をおとそうとしてるのよ?
君はいつもそう言って、毎日僕を困らせる。
仕方ないでしょ、困った君も好きなのよ。
……あー、僕も面と向かって好きって言いたいよ。
素直な君は嫌いだわ、私はもっとひねくれ者な君が好き。
……やっぱり僕は自分に素直な君が嫌い。
──やっぱり私はひねくれ者の君が好き。
はー、ほんとショーもない会話だよ……。
ふふ、馬鹿馬鹿しくていいんじゃない?