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『半妖精』の世界を歩く  作者: 近藤銀竹
『人物編』
2/5

(2)セラーナ

セラーナ(大陸暦623年現在)


【種族】

人間


【性別】


【容貌】

まるでもぎたての柑橘のように瑞々しい魅力に溢れている。

表情が豊か。


【目】

星空を溶かし込んだような輝く漆黒の眼。


【髪】

艶やかな黒髪を、後頭部の高いところで一つにまとめている。


【声】

透明感のある、よく通る声


【地位】

ラウシヴ補祭


【技能】

達人級の軽業、なぜか盗賊技能、これまたなぜか野伏技能。ラウシヴの祈り少々。礼儀作法。


【趣向】

動きやすい衣服を好む。が、別に締め付けのきついドレスを嫌がる訳ではない。赤い物を身に付けている。外見から見つからない時は……。飲食に関しては拘りはない方だが、ジャム入りホットワインが好物。ジョッキに蒸留酒を入れて飲んでも平気な程の酒豪。軟体動物が苦手。


【人物像】

西エトラルカ大陸の北部に位置する、ウインガルド王国の出身。ウインガルドが隣国ジオに侵攻された際、ラウシヴ大神殿に亡命してきた。つまり亡命できる身分の者である。因みに両親はジオ侵攻の際に殺害されている。メイドを一人連れていたが、ヴィナバード到着後に亡くなっていて、現在故郷を同じくするものはいない。多くの人間の苦労や犠牲の上に自分の今がある事を理解しており、苦難を自分一人で解決しようとする傾向がある。明るくムードメーカーになろうとする性格で、周囲のポジティブな雰囲気が自身の気力にも繋がっている。

ラウシヴ大神殿のミーア総主教と(言葉遣いこそ敬語だが)対等に会話したり諫言したりできる、数少ない人物。ジオの元大将軍であったレイスリッドに対して憎悪の感情を持っていたが、両親を殺害したのが別な人物であることや、彼が無用な虐殺に反対していたという説明に一定の理解を示しており、現在のところレイスリッド個人に対する憎悪の感情は消滅している。


【セラーナに関わる人々】

◯ロベルク

レスティカーザからやって来た半森妖精。大神殿の門前で倒れていた彼の看護を命じられた事から、次第に親しくなっていく。感謝、信頼……と次第に深まっていく彼の下心ない気持ちを心地よく感じている。


◯ミーア

セラーナが亡命者であることや身分の類いに至るまで詳しく把握している数少ない人物。年齢も近く、理解しあっている面も見られる。


◯レイスリッド

ラウシヴ聖騎士団軍事顧問。元はジオ帝国大将軍にして歴代最年少の宮廷魔術師。ウインガルド侵攻の作戦立案者は彼であり、態度にこそ出さないが、その事を負い目に感じていた。


◯ツェルスニー

ラウシヴ大神殿の長司祭。閉鎖的な考えの持ち主で、開けっ広げになりがちな大神殿の規律を正す役目を負っていた。密かにセラーナに好意を寄せており、次第に思いを募らせていく。

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