【第16章】 王都、永遠に
春の光が、王都を優しく包み込む。
家族それぞれが迎える、大きな節目の日――。
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【マリー、夢の第一歩!】
王城の広場に、ひときわ大きな建物が完成した。
・癒しのカフェ
・温泉付きリラクゼーション施設
・図書室と子どもたちの遊び場
マリーの夢――
**「誰でも安心して立ち寄れる場所」**が、ついに現実となった。
「ここが、みんなの笑顔の場所になりますように!」
オープニングセレモニーでは、
王都中の人々が駆けつけ、
笑顔と祝福の声であふれた。
マリーは胸いっぱいに、未来への希望を抱いた。
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【ケリー、帰還と世界の広がり!】
「たっだいまーーーーっ!!」
旅を終えたケリーが、従魔たちと共に王都へ戻ってきた。
・世界の珍しい料理
・美しい宝石
・謎めいた古代の地図
お土産を山ほど抱え、
ケリーは相変わらず元気いっぱい。
「やっぱり、家族といると最高だねー!」
王都の広場で開かれた【世界フェスティバル】では、
ケリーの冒険談に大人も子どもも目を輝かせた。
(世界って、広い。だけど、帰ってくる場所はここなんだ)
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【ショーン、史上最大のサプライズ計画!?】
そして、最大の爆弾。
「ぼく、王都に遊園地を作ったよー!!」
ショーンが密かに計画していた【ショーンランド計画】が、
まさかの実現!
・超巨大ジェットコースター
・シャボン玉迷路
・ミニドラゴンと飛ぶバルーンアトラクション
・スライムカフェ(注文すると歌う)
王都の外れに突如現れた【夢の王国】に、
市民たちは大歓声!!
「ショーン~~!!!」
家族全員が頭を抱えたが、
誰もが笑いながら、その成長を喜んだ。
(やっぱり、ショーンはショーンだね!)
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【家族、それぞれの節目】
ゼウスとマリアは、王都の高台から
賑やかな街並みを見下ろしていた。
「……これが、わしらの築いた未来か」
「ええ、とても、素敵な未来ですね」
マリーは新たな夢を胸に。
シリウスは国王として、家族を、国を守り。
エリーは美の革命を続け、
ジョンは真実を求め、
ケリーは世界を駆け、
ショーンは自由に、未来を描き続ける。
誰もが、自分らしく生きていた。
家族という、かけがえのない絆に支えられて。
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【ラストシーン】
夜空に、無数の星がまたたく。
王城のバルコニーで、
家族みんなが、輪になって笑い合っていた。
「これからも、みんなで、未来を作っていこうね」
マリーが言うと、
みんなが、そっと頷いた。
――王都。
笑顔と絆、希望と未来。
この国の光は、これからも、永遠に輝き続ける。
そして――。
家族の物語は、まだまだ続いていく。