【第13章】 家族で冒険大作戦! ~王都の地下遺跡を目指せ~
【ショーン提案、家族総出の本気探検!】
王城のリビングに、家族全員が集められた。
ショーンが大きな声で宣言する。
「王都の地下に、伝説の遺跡があるんだって!! みんなで探検しようよ!」
パチッと広げられたのは、
ショーンが見つけた”お宝地図”。
そこには、
【王都地下 深淵の秘宝】と書かれていた。
ゼウス王は、ワクワクしながらうなずく。
「ほほぅ……わしも一度、地下の謎を探ってみたかったんじゃ!」
マリア王妃も微笑む。
「みんなで行けるなら、安心ですね」
シリウス、ジョン、エリー、ケリー、マリーも、
それぞれ装備を整え始めた。
「よっしゃあ! 本気で探検だぁぁ!!」
こうして、王家総出の――
【本気探検隊】が結成された!!
■ ■ ■
【マリー特製の探検アイテム登場!】
出発準備のため、マリーが秘密兵器を取り出す!
【マリー特製・探検アイテム】
・光る探検帽(ライトと地図表示機能付き)
・無限リュック(食料・水・おやつ取り放題)
・瞬間テント(1秒で設営完了)
・自動危険探知センサー(ピピッと光って警告)
「これで、どんな危険も大丈夫だよ!」
ショーンは大喜びで帽子をかぶり、
ルル(ミニドラゴン)と一緒に飛び跳ねた。
「いっくぞーーー!!!」
全員、探検スタイルに着替え、
ラブヘブン王城の地下へと進んでいった。
■ ■ ■
【地下遺跡への道】
王城の裏庭から続く、
隠された古井戸の底へ降りると――
そこは、広大な地下世界だった!
・石畳の通路
・古びた壁画
・ぼんやり光る宝石たち
迷路のように入り組んだ地下道に、
家族たちは目を輝かせる。
「これは……本物の遺跡じゃな!」
「わああ、すごい……まるで冒険映画みたい!」
ショーンは、早くも先頭を切って走り出そうとするが――
「待って! 危ないよー!」
マリーが慌てて、探知センサーをピピッと作動させた。
【ピコーン!】
【前方、落とし穴検知!】
「あぶなーい!!」
ショーン、危うく落ちかけるが、ジョンにナイスキャッチされる。
(さすが我が家……チームワーク抜群だ)
■ ■ ■
【新たな謎、伝説の遺跡とは……!?】
やがて、一行は
【巨大な封印扉】に辿り着いた。
扉には、古代文字が刻まれている。
マリーとエリーが協力して解析を始めた。
「……たぶん、こう書いてある」
《真に絆深き家族のみ、扉を開くことを許される》
「……絆、だって!」
すると、扉の中央がふわっと光り出した。
マリー、シリウス、ジョン、エリー、ケリー、ショーン、
そしてゼウス王とマリア王妃。
みんながそっと手を重ね合った瞬間――!
【ゴゴゴゴゴゴ……!!】
封印扉が、静かに開き始めた!!
そこには――
・巨大な宝箱
・きらめく宝石の山
・そして、空に浮かぶ「光の樹」
まさに、伝説の秘宝だった!
ショーンは目をキラキラさせて叫ぶ。
「すっげーーー!!!」
マリーたちも、心からの笑顔を浮かべた。
「これが、家族の絆の力なんだね!」
■ ■ ■
【ラストシーン】
みんなで手を取り合い、
輝く光の樹の下で、誓いを立てた。
「どんな時も、家族一緒に――」
「ずっと、笑い合っていこう!」
王家の絆は、
この冒険で、さらに深く、強く結ばれた。
そして、
まだまだ続く未来に向かって――
家族は、ゆっくり歩き出した。