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【完結】~人外少年兵が南国でラブコメしながら努力で南海の大怪獣とバトルします~ 護国×少年  作者: 東雲飛鶴
第四章 護りたい人が出来たんだ

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【幕間】軍医 光明寺の願い

「パパ、そちらはどう?」


 医師の光明寺が自室で父親と電話している。


「そう、何か足りないものがあれば言ってちょうだい。すぐに持っていくから。うん、うん。ええ、私は問題ないわ。パパは思う存分研究を楽しんでね」


 光明寺はとても楽しそうだ。


「パパは偉大よ。私は信じてる。ええ。いつか必ず、世間を見返してやれる時が来るから。……え? そんな、もっと自信を持って。パパはすごいんだから」


 だんだん困ったような顔になる彼女。


「……うん。パパ、愛してるわ。また電話するわね」


 通話を終えると、携帯をベッドの上に放り投げた。


 ――パパは天才なのに。パパを認めない方がおかしいのに。


 光明寺は歯噛みをした。

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