表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
46/48

第46話 万事休すか?激化する命運を賭けた戦い!

これは、もう1つの日本が舞台の物語。魔法も異能力も使える様になった世界。


特別なその力を、悪事に利用する組織が現れてしまう。それに対し主人公である御堂心奏みどうかなでが数々の事件にに立ち向かうストーリーである。


そして今日も、また異能力を悪用した事件が起きてしまう、、、。

ついに、始まる世界の命運と心奏(かなで)たちの未来を賭けた戦い。


能力を全開放して、ハルマゲドンに挑む心奏(かなで)


()()()()()()()()()()()()()()()()()。ここで、負けて散りゆく生命(いのち)や世界をあたしは、もう見たくない。だからこそ、ハルマゲドン!!あんたを全力で倒させていただきます。」


心奏(かなで)は、そう言い放つとハルマゲドンの方へ向かって攻撃を仕掛ける。


「祈ったところで、()()()()()()()()()()()()…。()()()()()()()()()。それは、お前たち人間どもが犯してきた重罪が招く最悪のシナリオなんだからな。そして...引き受けた願いも儚く散る。それが、お前たち人間の運命(さだめ)なのだ!!」


ハルマゲドンも心奏(かなで)に言い放つと、心奏(かなで)に向けて攻撃を仕掛ける。


”“ズドーン“”…。


そんな轟音と共に、心奏(かなで)とハルマゲドンの攻撃の衝突が起きる。


お互いの攻撃がぶつかる度に、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()


だが...攻撃をぶつけあう心奏(かなで)であったが…。


心奏(かなで)の放つオーラに、ある変化が起き始めていた。


それは、心奏(かなで)の心の闇が、顕著に表れ始める兆しであったのだ。


「貴様…。()()()()()()()()()()()()()()。違うか?そんな闇を抱えながらでは、このハルマゲドンには決して勝てぬ。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。」


ハルマゲドンは、そう心奏(かなで)に言い放つのだが・・・


心奏(かなで)はハルマゲドンの創造の斜め上を行く言葉を口にした。


「闇を抱えてたら、勝てない?そんなもの…。このあたしが、乗り越えてあげるわ。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()、今更乗り越えられない闇なんて…無い!!」


心奏(かなで)はそう言い放ちハルマゲドンに向けて、攻撃を仕掛けようとしたその時だった。


「では、その威勢どこまで、続くかな?支配の闇(ドミネイト・ダーク)!!」


ハルマゲドンが、心奏(かなで)に向けて()()()()()を投げつけた。


すると、心奏(かなで)はその闇のオーラに包まれてしまい頭を抱えながら悶え、()()()()()()()()()()()()()()()()()しまったのだ。


「お姉ちゃん!!!」


妹の心湊(ここみ)の叫び声が響き渡る。


だが、ハルマゲドンは妹の心湊(ここみ)に対しても心奏(かなで)と同様の攻撃を仕掛けようとする。


「では、お前さんも味うが良い…。この()()()()を!!」


ハルマゲドン妹のが心湊(ここみ)に向けて攻撃しようとした時・・・


父の神翔(かみと)がハルマゲドンに不意打ちを喰らわせて、ハルマゲドンが少し体制を崩す。


「これ以上…。()()()()()()()()()()()()()。この俺が黙っちゃいない!!全解放 全知全能の力(ゼウス)!!」


神翔(かみと)がついに、抑えていた怒りを爆発させたのだ。


未だかつて見せたことのない()()()()()()()()()()()()、ハルマゲドンへ挑む神翔(かみと)


「ハルマゲドン!!お前は、触れてはならない俺の逆鱗に触れた。だからこそ、この力でお前を倒してやろう…。神格化(GOD)!!全知全能の力(ゼウス)!!」


ついに、神翔(かみと)神格化(GOD)を魅せた。


その姿を見たハルマゲドンが口を開く。


「ほう。これが、噂に聞く…神格化(GOD)か。成程…これは、素晴らしい力だ。だが、この我に通用するかな?」


そう言って、余裕の笑みを浮かべているハルマゲドンに神翔(かみと)が、攻撃を喰らわせる。


「甘く見るなよ…喰らえ!絶・神ノ雷(かみのいかずち)全出力(フルスロットル)!!」


絶大な威力の神の雷がハルマゲドンを襲う…。


それと共に、ハルマゲドンが先程までいた天空の城と思しき建物が崩壊する。


攻撃の手を休めることなく、父の神翔(かみと)は続けざまに攻撃を喰らわせる。


「雷撃ノ乱舞!!」


神ノ雷(かみのいかずち)を拳に纏わせながら、連撃を繰り出した。


流石のハルマゲドンも無傷では、いられずに多少なりとダメージを受けるのであった。


「はぁはぁ…。やるではないか人間。流石にこれは効いたぞ。だが...この程度なら永遠に我を倒すことは出来ぬ。」


神翔(かみと)がほぼ全力に近い攻撃をハルマゲドンに喰らわせたのが、多少のダメージをうけた程度でほぼ無傷と言ってもよいほどであった。


「ちっ…。不味いな。もう全力に近いレベルで魔力を解放しているから、あと何回この攻撃が出せるか…。仕方ないこの命を燃やし力に変えるしかないか…。」


そう言うと、父の神翔(かみと)が魔力を溜め始めた。


その様子を見ていた姉のカトレアが、神翔(かみと)の助太刀をする。


「お父さんばかりに、負担を掛けさせるわけにはいかない。能力解放・限界(リミット)突破(ブレイク)!! 阿修羅!!」


カトレアも、全力を出して応戦する。


姉カトレアの姿にハルマゲドンが拍手をしながら話始める。


「阿修羅…。確かに強そうだな。だが、その程度の力で我に勝てるかな?」


姉のカトレアを最大限に煽り散らかして、姉のカトレアの怒りをヒートアップさせたハルマゲドン。


「阿修羅道…。業火ノ咆哮!!」


燃え盛る地獄の業火がハルマゲドンに襲い掛かる…。


だが・・・ハルマゲドンは少しのダメージを喰らう程度ですぐにその攻撃から、抜け出してしまう。


「焼かれるかよ…。この我が。早く貴様の全力を見せてみろよ!」


更にカトレアを煽り散らす始末であったが…カトレアはそんな煽りを無視して、追撃を喰らわせる。


「鬼神乱舞!!閻王の鉄拳!!」


()()()()()()()()()()()()()で、ハルマゲドンに連撃を加えるのだが…。


しかしハルマゲドンには多少傷が付くくらいだった。


「おっと…。これは効いたな。この我に傷をつけるなんて大したものだ…。ん?何だアレは?」


ハルマゲドンがカトレアからの攻撃を評価しながら、上空を見た時だった。


なんと、父の神翔(かみと)がついに溜めてた魔力をエネルギーに変えて攻撃をしようとしていたのだ。


「ようやく溜まった…。すまんな、ハルマゲドンよ待たせてしまって…。これが、俺の最終奥義だ!!喰らえ、神の怒りの気合玉!!」


父の神翔(かみと)が最大限まで溜めた魔力で作り出した気合玉が、ハルマゲドンを襲う。


「こんな技…。何だ?跳ね返せないだと…。人間にこれほどの力があったというのか…。」


そう呟くと‘‘ぐあああ‘‘と叫び声をあげたのと同時に、気合玉が大爆発を起こしてハルマゲドンを巻き込んだ。


父の神翔(かみと)と姉のカトレアは、全力を出した反動で能力を解除されてしまう。


そこへ、輝夜と妹の心湊(ここみ)とタナトスが駆け寄る。


「大丈夫?お父さん、カトレアお姉ちゃん。」


妹の心湊(ここみ)が、二人に声をかけると二人はコクっと頷く。


だが…爆発の後に発生した煙が晴れると…。


そこには、傷を負ったものの、こちらを見るハルマゲドンが居たのだ。


それを見た輝夜が、声を漏らす…。


「噓…。二人の全力の攻撃を喰らって、更には神翔(かみと)さんの()()()()()()()()()()()()()()()()…。なんて怪物なの あのハルマゲドンは…。」


なんと、ハルマゲドンはあの大爆発にも耐えて、血は多少流れてはいるが至って平気な様子でいたのだ。


「流石の我も、あんな攻撃を喰らってここまでのダメージを喰らうと計算は、していなかったが…。我にとっても誤算だった。惜しかったな、もう少し強ければ…もしかしたら我を倒せていたかもしれない。しかしながら、これで貴様ら二人はグロッキーだな。フハハハハハ!!」


ハルマゲドンがそう言い放つと、輝夜が反応を見せた。


「バケモノめ…。なら、()()()()()()()()()()()()()()()()()。タナトスさんも、お力を貸してください。」


輝夜が、そう言うとタナトスは輝夜に了承して頷き、輝夜の手助けをするのであった。


果たして、この戦いに明るい未来が待っているのか…。


それとも絶望が待っているのであろうか...


幾多のパラレルワールドの中のもう1つの日本のお話。ここに出てくる人物は、存在しておりません。


※15話以降は、心奏の身体の性別が女性になってしまっていますが、タイトルについての変更はございません。あくまで、‘‘元兄‘‘という立場として、物語が進んでいきます。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ