第41話 新たな扉の出現とその謎
これは、もう1つの日本が舞台の物語。魔法も異能力も使える様になった世界。
特別なその力を、悪事に利用する組織が現れてしまう。それに対し主人公である御堂心奏が数々の事件にに立ち向かうストーリーである。
そして今日も、また異能力を悪用した事件が起きてしまう、、、。
ラスボスであった水瀬を倒したことによって冥界に閉じ込めれかけた心奏たち。
樺音の協力もあり無事に脱出ができ無事に現実世界へ戻ることができたが…。
戦いからくる疲労により少しの間休息を取ることになったのだが...
その間にある現象が発生していたのである。
それが…。“”終末の鎮魂歌“”だ。
心奏と輝夜は、新たに現れた扉の調査へ向かった。
その扉は、学園より南へ十㎞地点に出現してた。二人はいつものように地下鉄を利用して、現地に向かうのであった…。
現地に到着すると、街中ではあるが規制線が張られていて、厳重に警備されていることがわかる。
すると、ある一人の警察官が心奏たちに話しかけてくた。
「こらこら…。君たちは、ここで何をしている。早く規制線から出て貰えるかい?」
恐らく、新米の警察官と思しき人に心奏たちは、注意を受けるが...
その警察官の後ろから現れた新米の警察官の上司であろうと思しき人物が、心奏たちに話しかける。
「あー。君たちかい?御堂教授の知り合いと言うのは…。ごめんな、この方はまだ署に配属されて間もなくてね。おっと、ちょっとこちらに来てもらえるかい?おふたりさん。」
そう言って、心奏たちを連れて扉の前に行くとその人が、心奏たちに話を始めた。
「実は…。この扉についてだが・・・急に街中に扉が現れたと通行人からの通報を受けて、それから三日間規制線を張って交代しながら警備をしていたのだ。それでだな…。御堂教授から聞いた話ではあるんだが、君たちに調査を任せても大丈夫と聞いたが…。それは間違いないかね?」
心奏たちにそう言うと”はっ!”と思い出したかの様に話し出した。
「失礼、まだ名を名乗っていなかったな…。私は、御堂教授の友人の泊里だ。君たちの名前は、御堂教授から聞いてるよ。輝夜さんと心奏さんだね。それでは、この扉の調査をお願いしますね。」
そう言い残すと、泊里巡査部長は再び通行人が巻き込まれないように警備を再開するのであった開
そして、心奏と輝夜は、扉の中へ入っていくのであった。
すると扉を抜けた先にあったのは...
辺り一面に花畑が広がっている平野部であった。
周りには、高い建物はおろか人っ子一人としていない様子であった。
その光景を見た輝夜は驚き声を上げた。
「一面の花畑...《・》確かに綺麗だけど、これじゃあ…まるで、《・》あの世とこの世の狭間みたいな感じよね。って私ときたら…素が出ちゃいました。だけど、私たちは本当にこの世とあの世の狭間に来てしまったのかしら?」
輝夜は、驚きのあまり素の自分が出てしまう程であった…。
すると、心奏が何かを発見した。
「まさかあれは・・・城か遺跡らしきものじゃありませんか?輝夜さん。少し気になるので、行ってみましょうよ。」
心奏はそう言って輝夜を連れて、そのらしき場所へ向かうのであった。
その場所へ着くと、明らかに壊れた遺跡の様なところで、石像があったが壊れてから随分と時間が経過しているようであった。
それを見た心奏が何かを察する。
「輝夜さん。もしかして、ここはかつて文明が発展していたけど、何らかの理由でその文明が滅びてしまい。荒れ果てた遺跡と先程の様な、花畑だけが残ってしまいこの世とあの世の境界みたいな雰囲気が漂っていたんですよ。」
心奏のその言葉を聞いた輝夜も、何かに気付き話始めた。
「ええ。それは、ありそうね。この様子だと、人類はおろか動物すらもいないはずよね。だとすると…この世界は、文明の後は微かに残りはするがそれ以外のモノが滅亡してしまった世界。ん?ちょっと待ってください…。入って来た扉って花畑の中心にありましたよね。心奏さん…。今見たらないんですよその入ってきた扉が...」
輝夜がそう言うと、思わず心奏は輝夜の言う方向を見て驚く。
「噓でしょ…。扉が、消えてないだと。これはまずいよ、急いで連絡しなきゃ…。」
心奏はそう言って、自身の制御装置に付いた通話機能で誰か応答しないか話しかけると…。
樺音が通話に出たすると、樺音が話始める。
「心奏かい?その声は…。どうした?もしや何かあったようだね。もしかして…。」
樺音は、心奏の声を聞くと何かを察したかの様に話す。
「その様子だと扉が消えて、帰る手段がないという事だね。そのことについてだが…。今聖奈に頼んで、その世界の地図を作成しているところだ。恐らく、その世界は・・・誰かの記憶の中に浮かぶ故郷なのではないか?その世界に可笑しな点はないか?もしあれば遠慮なく言ってくれ…。」
樺音がそう言うと心奏は自身が感じた可笑しな点を伝える。
「一つは、壊れかけた遺跡。二つ目は、一面の花畑。三つ目は、空の色がピンク色なんです。」
樺音は、それを聞き何やらかを聖奈に伝えると聖奈から驚きの返答と地図ができたことを報告される。
「心奏。心して聞いてくれ。今送った地図を見てくれればわかるが...君たちが居るのは、かつての文明が微かに残る遺跡だが…。そこから少し行くと、大きな湖が見えてくるはずだ。その湖の湖畔に恐らく帰りの扉があるはずだ。急いでその湖へ向かってくれ到着次第連絡を頼む。」
樺音は、そう言って連絡を切る。すると、二人指示通りに湖へ向かったのあった。
二人が、湖へ着くと心奏は樺音へ連絡を入れた。
すると樺音から驚きの事を聞かされる。
「まずいな心奏。地図を更新するたびに違う情報が表示されるんだ。もしかしたら君たちが居る世界は、バグだらけの不完全な世界かもしれない。すまないが、通話を繋いだまま扉探しをしてくれ…。バグだらけってことは、予想外なことが起きるからな。」
心奏はその言葉を聞き、通話をした状態で扉を探し始めた。
すると、輝夜が何かを発見する。
「これは…。立て看板?えーと、文字化けしていて読めないけど、何か書いてありますよ。」
輝夜が謎の立て看板を発見すると心奏を呼び、二人でその謎の立て看板を見る。
「ん?確かに文字化けしているけど…。何かを示しているのは確実な様ね。」
それを見た心奏と輝夜は、あまりの文字化けの酷さに内容を理解できずにいた。
するとそこへ、樺音から連絡が入る。
「二人とも、時間がないぞ。そこから、扉らしきものは、ないか確認できないか?」
樺音にそう言われ、すぐに扉を探すと扉が見つかったのだが…。
「ん?開かないだと…どういうことだ?まさか…。」
心奏が呟くと、それが聞こえたのか樺音が話しかける。
「どうした?扉が開かないって?周りに、ヒントになるものはないのか?」
樺音が心奏に問いかけると、心奏はもしかしたらと思って話始めた。
「樺音さん。実は、先程立て看板みたいなものを見つけまして内容は、酷く文字化けしてて理解はできませんでした。バグの影響で文字化けしているみたいでした。
そう言うと樺音は、悩みこんでから心奏に問いかける。
「心奏。もしかしたら、君の能力を使えばどうにかなるのではないか?試す価値は大いにあると思うが…。」
それを聞いた心奏は‘‘分かりました。‘‘と言って、自身の経験の感からこうではないかと試行錯誤する。
そしてそれは試行錯誤してから、三回目の事であった。
「能力解放!! 真・天使化!! 神の雷!!」
心奏は、試行錯誤して辿り着いた答えが…。
真・天使化状態での神の雷を扉に向けて放つというものであったが・・・。
な《・》んと偶然にも開かずの扉が開き、二人は、そこへ入ることができた。
すると、目の前に広がっていたものは...
街中で規制線が張られて警察官が警備をしている現実世界へと戻ることができたのである。
すると、規制線の外を歩く人々が立ち止まり心奏の方を向き、更にこんな言葉を口にする者が現れた。
「ぁあ。天使よ…。我々に自由と平和を…。」
すると、神翔の友人の泊里が、心奏の方に走ってきて、心奏に話しかける。
「これは、なんと美しき姿…。天使様であられましたか。さあさあ、こちらの方へ」
すると、泊里は心奏たちを人目から遠ざけてから、ようやく本題を話始めた。
「コホン…。お疲れさまでした。心奏さん、輝夜さん。無事に戻って来られてよかったです。」
その言葉を聞いて心奏が返答する。
「ええまあ、なんとか…。ごめんなさい能力解除してもいいですか?少し疲れてしまって」
そう言って、心奏は能力を解除したのであった。
それと同時に、樺音からの連絡が入る。
「心奏。どうなった?無事か?」
樺音が心奏を心配すると、心奏はそれに対して返答を返す。
「大丈夫です。少し疲れましたが、今泊里さんと居るのですが…少し休んでから、そちらに帰還します。」
心奏がそう言うと樺音は、思い当たることがあるのかなにやら話始めた。
「心奏?泊里さんと居ると言ったな少し変わってくれるかい?」
樺音からそう言われると、心奏は泊里に‘‘此処に向かって話してください‘‘と合図を送って、泊里と交代すると樺音が驚きの事を口にした。
「久しぶりではないか?泊里叔父様?屋敷の方は大丈夫なのか?」
樺音が泊里に向かって言うと泊里は、汗を流しながら返答した。
「これはこれは...樺音お嬢様…。ご無沙汰しております。屋敷へはこれから戻る予定ですので、どうかお待ちを…。」
泊里がそう言い終わると樺音は、心奏と輝夜に学園に戻るように指示を出して連絡を切った。
こうして、街中に現れた扉の調査は終わったが・・・
もう片方の扉の方で、異変が起きたことを知るのは後日の事であった。。。
幾多のパラレルワールドの中のもう1つの日本のお話。ここに出てくる人物は、存在しておりません。
※15話以降は、心奏の身体の性別が女性になってしまっていますが、タイトルについての変更はございません。あくまで、‘‘元兄‘‘という立場として、物語が進んでいきます。




