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3. 放課後


 「ねぇ,帰りにパン屋さん寄らない?」


 机の上に大量に配られたプリントを整理していたら,彼女が話しかけてきた。


「いい,けど……もう片付け終わったの?」


「終わったよー! 手伝ってあげる」


 目の前でテキパキとプリントを分けていく彼女を見て,思わず手が止まる。


「す,すごいね」


 口を開けたままじっと見てしまっていたことに気付き,慌てて口を閉じる。のろまだと思われたかな。


「そう? 妹のやつ,よくやってるから」


 えへへ,と笑う彼女は,照れたように頭を掻いた。

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