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芋虫ラケット!

作者: けにゃタン

昔々大きな木の上に芋虫さんが死んでおりました。

芋虫さんが天に昇天しようとしたとき、


「まだ死んではならぬ!」


と誰かが芋虫さんの魂を平手打ちしました。

すると時速500kmだろうか。勢いよく芋虫さんの体に入りましたが

早すぎて通過してしまいました。


「なんてこった!パンナコッタ!」


と誰かが声をあげました。

通過した魂は勢いよく地面を通過し地獄へと真っ逆さまへ落ち着ていきました。

「おめぇ!まだはやいんじゃい!」

と声がし誰かがラケットで芋虫さんの魂を打ち返しました。

芋虫さんの魂はすごい速度で地上へと飛び立ち燃えだしました。


「これが地獄の業火だ」


と打ち返した人が声を上げた。

天へと勢いよく飛び立つ魂は芋虫さんの死体を通過した。


「ほほ!また来たのかい?君?しかし焦げ臭いなぁ。仕方ないなぁ。うへへ」


今度は消火器で殴り返されました。

消火器は破裂し真っ白な粉を被った魂は死体を通過した。

通過するたびに死体はプルンと動く。

地獄へと殴り返される魂。


「今度は白いのがきたわい!しゃあねぇなぁ。」


地獄の誰かがゴルフドライバーを取り出し打ち返した。

投げ返した後、ドライバーも威力に耐え切れずヒビが入る。

勢いが増した魂は又地上の死体に目掛けて飛んで行った。

そこへお腹がすいた鳥さんが芋虫さんを見つけました。


「あそこにご飯があるー!食べよう!!」


と言って芋虫さんを食べようとしましたが

くちばしで摘まもうとしたとき鳥さんの意識が飛んでしまいました。

芋虫さんの魂が鳥さんの魂と入れ替わってしまったのです。まるでビリヤードのように。


すっぽり抜けた鳥さんの魂は天に飛び立つと誰かに平手打ちされました。



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