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蝉の見る夢
何となく蝉の気持ちになって書いてみました。
僕は眠る…
僕は静かに眠る…
暗い土の中で…
何時の日か光輝く空を力一杯飛ぶことを夢を見ながら…
ただただ静かに待ち続けている…
外の世界には何が待ち構えているのかはわからない
けれども僕は外の世界に憧れながら
外の世界を飛び回る力を蓄えながら
今日も暗い土の中で淡い夢を抱く
こんなにも外の世界が待ち遠しく感じるのは何故なのだろうか?
その答えを僕は知らない…
暗い世界だけしか知らない僕にとって光が射している世界が存在する
たったそれだけのことで僕は憧れを抱いているのだ
何時の日かその光輝く空を飛びまわることを夢見ながら
今日も『希望』という名の力を蓄えている
虹色に色付く世界へと飛び出すその瞬間を待ちながら…
最後まで読んでくれた方、どうもありがとうございました。
辛い受験勉強や就職活動を頑張っている方に勇気づけられれば幸いです。