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勇者という名の

前回のあらすじ!

勇者再登場!

そして近代化が進んでいる魔王城!

果たして魔王の部屋は一体どうなってるのか…

あらすじ書くのめんどくさくなってきた!

「プリンセスって退屈なのー他にすることないんーだもん♪雲のマシュマロにーゆらーれてーお昼寝ーしてばかり♪」

「なんだ…その歌?」


ん、あれ?いつの間に入ってきたんだろ?ゲームしてて気づかなかったや

ってかあれだれ?んーむ…


「あ!勇者君か!久しぶりー。これはねー、何処かの国の国歌だよ!たしか…ゆk」

「それ以上はいけません、魔王様」


憧れのお姫様なんだけどなー


「これが国歌って…大丈夫なのか?」

「んー…大丈夫なんじゃない?んで、なんのよう?あ、お肉持って来てくれた⁉︎」

「その話だがな、成功報酬になるって話だ」

「あぁ、やはりですか」

「えー…お肉たべれないのー?」


残念…


「ってか…なんだこの惨状…」

「今回は片付ける時間がありませんでしたからねぇ」


ん?惨状…?いつも通りだけど?

まぁ、ちょっと脱ぎっぱなしの服とか散らばってるけど普通普通


「せめて下着ぐらいはどうにかしろよ!目のやり場に困る!」

「私は気にしないよ?」

「俺が気にするの!あと、なんだこの容器?」


勇者君が持ってるのは…カッ○ヌードルだねー


「それはカップラーメンといって、インスタント食品です」


お湯入れるだけだから楽出来てしかも美味しいんだよねー


「ラーメン?インスタント?」


お、気になってる、だったら…


「勇者君も食べてみる?」

「なら…一つだけ…」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「なんというか…ダメになりそうな食いもんだな」

「えぇ、その結果があれです」

「酷い!指さした!」

「つか味濃ゆい」

「異世界では、身体に悪いというのが一般常識化しています」

「お前執事だろ?なんとかしろよ!」

「なんとかなったら苦労しませんよ」


むー…2人とも酷い…くすん


「ったく、しゃぁねぇな…部屋はちゃんと片付ける!飯はもっと栄養バランスを考える!」

「えー…」


なんか勇者君やる気出しちゃったよ…


「えー…じゃないよ、とりあえず今日の晩飯は俺が作ってやるからな」

「野菜は嫌い!」

「あーあー聞こえなーい」

「まうざぁ…」

「あぁ、そういえば今日は今から少し用事がありましたね。では私はこれで」


あぁ!マウザー逃げた!しかも転移で逃げた!


「あ、あいつ居なかったら厨房の場所をわからねぇじゃん」

「な、なら今日は別にいいんじゃないかな?」

「そうゆうわけにはいかん!まぁ、メイドでも捕まえて聞けばわかるだろ。じゃぁ作ってくるから部屋は片付けとけよ」

「…ふん」


そっぽ向いてやるぅ!


「そうだな…片付けてなかったら、王にやっぱ肉は要らないって言ってたって伝えようかな」

「うぐ……ふにゅぅ…」


ひ、卑怯だー


「さ、どうするんだ?」

「わかった…片付ける…」

「わかればよろしい。じゃあ、飯つくりにいってくる」


はぁ…気が重いなぁ…

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